目次
第1編 編集の方法(題詞と左注の位相―巻一の場合;左注に残された『類聚歌林』;『古事記』と同時代的な記述;『日本書紀』を参考にした編集;作歌と享受―志貴皇子歌の場合)
第2編 左注の文芸化と歌巻の編纂(左注の物語化;嗤笑歌への応用;家持の挑戦―巻十六の編纂)
第3編 巻十三の編纂と享受(巻十三の編集と編纂;巻十四の編集と編纂;防人歌の享受から創作へ;巻十三の享受と編纂)
第4編 大伴家持と『万葉集』の編纂(家持の編纂意識;巻八の編纂と家持;巻十五の編纂と家持)
第5編 家持歌巻の編集と編纂(巻十九の編纂と家持;防人文学の完成;大原真人今城関係歌群の編集)
著者等紹介
市瀬雅之[イチノセマサユキ]
1961年岐阜県生まれ。1997年中京大学大学院後期博士課程修了。博士(文学)。梅花女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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