忘れられた地域史を歩く―近現代日本における差別の諸相

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784272520770
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0021

出版社内容情報

歴史学が視野の外に置いてきた人々と向き合う

内容説明

歴史学研究に取り組むなかで向き合うことになった、部落問題、ハンセン病問題、優生思想、アイヌ問題、買売春問題、イタイイタイ病―日露戦争以降の日本の歴史は、まさに「差別の百年」であった。国家の暴力が露呈する現場を歩き、忘れられた歴史を掘り起こす。

目次

歴史学における地域
神奈川の水平社運動
別府・的ケ浜との出会い
奄美のハンセン病問題
熊本・本妙寺からの出発
「滅び行くアイヌ」像の復活
「紀元二六〇〇年」の記憶
沖縄の買売春
「村興し」と「トルコ風呂」
隠された横浜の戦後史
ソロクト、楽生院、そしてミクロネシア
「裏日本」の農村
差別の連鎖を断て

著者等紹介

藤野豊[フジノユタカ]
1952年神奈川県生まれ。現在、富山県を拠点に日本近現代史研究に従事。ハンセン病市民学会事務局長、ハンセン病問題ふるさとネットワーク富山代表、部落解放にとりくむ富山県連絡会議幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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うみ

0
アメリカ占領下の奄美でもハンセン病患者の隔離政策が一層強化されたこと。光田健輔と渋澤栄一のつながり。最近どこにでも出現する渋澤。2021/09/11

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