出版社内容情報
新発見された史資料や、異なる読み方が示されるようになった史料などに着目し、新たな歴史像を示す39のトピック。AIを利用した文字読解など、史資料をめぐる近年の動向に注目した7つのコラム。深化しつづける歴史研究の現在を示す。
内容説明
ようこそ!歴史探究の世界へ。新発見された史資料や、異なる読み方が示されるようになった史料などに着目し、新たな歴史像を示す39のトピック。AIを利用した文字読解など、史資料をめぐる近年の動向に注目した7つのコラム。深化しつづける歴史研究の現在を示す。
目次
第1章 古代(縄文・弥生時代の農耕を土器から探る;古墳時代の女性被葬者と女性埴輪 ほか)
第2章 中世(「悪左府」藤原頼長の性と政治・学問;民衆の視点で捉える荘園制研究の現在 ほか)
第3章 近世(地誌にみる近世地域社会形成期の村落開発;「禁中並公家中諸法度」第一条にみる近世朝廷の特質 ほか)
第4章 近代(開港場・外国人居留地の歴史をひもとく史料―日本のなかの国際社会と感染症;明治期政治家私文書のなかの「書類」 ほか)
第5章 現代(中国側は満蒙開拓団をどうみたか;韓国軍へ継承された日本植民地下の軍事経験と口述資料 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Toska
14
一般読者向けの歴史論集(コラム集?)。40人を超える研究者が集まり、自らの専門分野で得られた知見を分かりやすく紹介している。本書のお題は「史資料」。全くの新出史料あり、従来もよく知られていた文書の新解釈あり、これまで史料扱いされていなかったものの見直しありと多彩な内容。歴史研究は文字通り「深化」しているのだと実感できる。例えば、縄文・弥生土器の微細なくぼみをスキャニングして入っていた穀物の種類を特定する(寺前直人)など、昔では考えられなかった手法も。2026/06/22
Go Extreme
1
古代: 縄文・弥生時代の農耕 古墳時代の女性被葬者と女性埴輪 古代の文化交流 万世一系の天皇観 国風文化 藤原道長像の変化 差別・疎外の歴史実践 中世: 藤原頼長 荘園制研究 中世武士の地域支配 武家政権の正当性獲得 中世地下の世界 惣国一揆 近世: 村落開発 近世朝廷の特 近世琉球の支配構造 江戸時代のジェンダ 宗名論争 配流キリシタンの改心 近代: 開港場・外国人居留地 民衆運動 女性の参政権 現代: 敗戦直後の民衆運動 占領とジェンダー チャイナ部隊 合唱からよみとく戦後日本 史料ネット活動2024/02/23




