内容説明
14世紀、東洋がいまだ混沌たる時代にインド洋、南太平洋を航し、中国、中央アジアに及ぶ伝道の旅を続けた宗教冒険家が、習慣、生活、人情等を克明に描いた“中世東洋の文化史”である本書は、マルコ・ポーロの『東方見聞録』にもまさると評価され、ヨーロッパ人の東方開眼を促進させる重要な役割を果した大旅行実録である。
目次
モンテコルヴィーノのヨハネスの書簡
カステルロのペレグリノザイトン司教の書簡
ペルージアのアンドレア修道士の書簡
ポルデノーネのオドリコ修道士の報告文
ヴィトリアのパスクアル修道士の書簡
アルマリクにおけるフランシスコ会修道士達の殉教
マリニョリのジョヴァンニ修道士の報告文(抄)
年表(蒙古の王候と欧州の教皇、王との往復書簡;シナの伝道年表)
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