内容説明
イギリス史を中心に、愛国とは?ナショナリズムとは?を問う。ネーションの成立からナショナリズムの諸問題を日英比較のなかで捉え直す。愛国心を侵略的ナショナリズムに転化させるのではなく、平和と民主主義へ結合する道はどこにあるのかを探った力作。
目次
序章(「ブリテンの死んだ日」;現代日本のネオ・ナショナリズム ほか)
第1章 イングランドにおけるネーションの形成(ステート(国家)とネーション(国民)
ネーションの胎動 ほか)
第2章 ブルジョア革命期におけるネーションとナショナリズム(ネーションの亀裂;一君三王国体制(ユニオン・ジャック) ほか)
第3章 政治腐敗と愛国主義(名誉革命体制;アイルランドとスコットランド ほか)
第4章 愛国主義と急進主義(民衆の登場;ウィルクス事件 ほか)
終章(ナショナリズムから帝国主義へ;戦後日本のナショナリズム ほか)
著者等紹介
浜林正夫[ハマバヤシマサオ]
1925年生まれ。1948年東京商科大学(現一橋大学)卒。一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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