出版社内容情報
いま跋扈する極右・排外主義は1990年代からの歴史否定主義の流れをくむものである。この歴史認識の逆流はどのように起こり、いまだ長らえているのか。30年の軌跡をたどり、歴史教育の課題を提示する。
【目次】
はじめに――「戦後」と「現在」
Ⅰ 歴史認識と近代日本の戦争
第1章 歴史認識問題の焦点
1 事実の〝叫び〟をどう聞くか
2 「歴史修正主義」とは何か
3 『日本国紀』の検証――日本近現代史から
第2章 近代日本の戦争と戦争認識
1 近代の戦争をどう見るか
2 世紀転換期の戦争認識
第3章 戦争の体験・記憶・認識とジェンダー
1 〝戦後〟の「戦争」とジェンダーの構造
2 経済成長と戦争体験のジェンダー的相関
3 戦争認識と「従軍慰安婦」問題
Ⅱ 歴史認識と歴史研究・歴史教育
第1章 教科書裁判と歴史認識・戦争認識
1 科学運動としての教科書裁判
2 教科書裁判と戦争認識・歴史認識
第2章 歴史認識と歴史教育の課題
1 歴史的事実としての戦争と東アジア
2 「戦後七〇年」における戦争の体験と認識
3 歴史認識問題と歴史教育の流れ
4 歴史教育と今後の課題
第3章 歴史教育からの問い、歴史教育への問い
1 歴史教育の成り立ちと歴史研究
2 歴史研究と歴史教育の共同
3 歴史教育の教員養成
第4章 歴史教科書づくりへの挑戦――体験と経験
1 「戦後五〇年」の教科書と歴史認識
2 「戦後六〇年」の教科書と歴史認識
3 教科書と歴史認識――戦後「七〇年」から「八〇年」へ
むすびに――開かれた歴史認識を求めて
内容説明
1990年代から見られる歴史否定主義は、現在も極右や排外主義のかたちをとって跋扈している。この歴史認識の逆流はどのように起こり、いまだ長らえているのか。〈歴史的事実〉と〈歴史認識〉の関係をあらためて精査し、歴史教育の未来を展望する。歴史否定の流れを止めるために。
目次
はじめに―「戦後」と「現在」
1 歴史認識と近代日本の戦争(歴史認識問題の焦点;近代日本の戦争と戦争認識;戦争の体験・記憶・認識とジェンダー)
2 歴史認識と歴史研究・歴史教育(教科書裁判と歴史認識・戦争認識;歴史認識と歴史教育の課題;歴史教育からの問い、歴史教育への問い;歴史教科書づくりへの挑戦―体験と経験)
むすびに―開かれた歴史認識を求めて
著者等紹介
大日方純夫[オビナタスミオ]
1950年長野県生まれ。早稲田大学名誉教授。日本近代史を専門とし、警察史、自由民権運動史、対外認識史などを追究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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