内容説明
1922年、電話の発明者ベルを追悼して合衆国の全電話サービスが1分間停止され、エジソンが「亡き友の世界的に有名な発明は、時間と空間を消滅させ、人類がより緊密に連絡できるようにした」と語った。自らは聴覚障害者と耳の聞こえる人たちとの交流を阻む壁を破ることを目標にかかげていたベルの業績と生涯。
目次
第1章 科学的研究の下地
第2章 偉大な発見や発明は…小さなものを観察することから生まれる
第3章 あらがいようもなく電話のほうへ
第4章 世界がねらう標的
第5章 科学…あらゆるもののなかで最高のもの
第6章 わたしのライフワーク…聴覚障害者に話し方を教えること
第7章 飛行機の時代はすぐそこに
第8章 これを仕上げるためにまだ何年も生きていたい
著者等紹介
ギンガリッチ,オーウェン[ギンガリッチ,オーウェン][Gingerich,Owen]
ハーヴァード大学名誉教授(天文学・科学史)。スミソニアン天文物理観測所名誉上級天文学者。2006年夏のIAU(国際天文学連合)惑星定義委員会では議長を務めた
パサコフ,ナオミ[パサコフ,ナオミ][Pasachoff,Naomi]
ウィリアムズ大学研究員。ウィリアムズ大学、レンサリア工芸大学、スキッドモア大学で英作文および文学を教えてきた。ラドクリフ大学、ハーヴァード大学で文学士号、コロンビア大学で文学修士号、ブランダイス大学で博士号を取得している
近藤隆文[コンドウタカフミ]
1963年生まれ。一橋大学社会学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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