出版社内容情報
第一次世界大戦?大恐慌?ファシズム?第二次世界大戦へ。自由主義的資本主義が行き詰まり、民主主義の危機の時代に対峙したポランニー。その思想的系譜と理論の全体像を描き出し、今日的意義を明らかにする。
【推薦】斎藤幸平氏(大阪市立大学准教授)
目次
第1章 社会学を再構築する
第2章 マルクス主義に対するポランニーの接近と離反の二重運動
第3章 資本主義対民主主義
第4章 民主的専制―ソヴィエト連邦
第5章 『大転換』の再構築
第6章 リージョナリズムとヨーロッパ連合
第7章 知識人と赤狩り
第8章 メソポタミアにおける再分配と市場交換
第9章 古代ギリシアの市場―新制度主義の挑戦
著者等紹介
デイル,ギャレス[デイル,ギャレス] [Dale,Gareth]
ロンドン・ブルネル大学政治・歴史学部上級講師。博士(政治・政策研究/マンチェスター大学)。研究領域は、東ドイツの歴史、カール・ポランニー、国際人口移動、欧州統合、気候危機、経済成長のイデオロギーなど、多岐にわたる
若森章孝[ワカモリフミタカ]
1944年生まれ。名古屋大学大学院経済学研究科修士課程修了。博士(経済学)。関西大学名誉教授
東風谷太一[コチヤタイチ]
1978年生まれ。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。東京外国語大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yuji
7
https://www.youtube.com/watch?v=fIGMISFrSso この解説を聞くと読みたくなった。現在の閉塞感が理解できる。現在の日本は「目の前にいる他者(図)を包括できる文脈(地)を喪失している」状況にある。戦後の米追随のつけが回ってきた。理由はそれを支える父性母性を失った、捨ててきたため。つまり前近代以下の状況といえる。グローバリズムのもと晒してはいけないもの(労働、土地、貨幣)が晒されている。交換できないものがあるから交換できる自由の秩序が保たれている。この話を聞いて納得した。2025/11/27
ぱぴ
0
濃密で濃厚でハードボイルドな読書体験。今後のポランニー研究からも目を離したくない。日本語版への序文“「大転換」からグリーン・ニューディールへ”は必読の章。兎にも角にもハイエクを読んでから再挑戦したい。2020/11/07




