出版社内容情報
「英語メガネ」をかけると町がイングリッシュに見えちゃうんだって。それってどういうこと? なんだかいつもと違う景色が見えてきて、そのうち自分もちょっと変わってきた感じがする。ことばの不思議な世界を楽しく体験する。
内容説明
こんなふうに考えたらおもしろいよ。メガネをかけない人も、みんな「ことばメガネ」で世界を見てる。ちょっと、かけかえてみない。
著者等紹介
ビナード,アーサー[ビナード,アーサー][Binard,Arthur]
詩人。1967年米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州の大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞、『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、『左右の安全』(集英社)で山本健吉文学賞を受賞
古川タク[フルカワタク]
イラストレーター、アニメーション作家。1941年、三重県生まれ。大阪外国語大学イスパニア語科卒業。グループ「G9+1」で東京国際アニメフェアにてグランプリ。「ザ・タクン・ユーモア」で文藝春秋漫画賞、「スピード」で毎日映画コンクール大藤賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
78
他館図書館本 ふしぎアイテム、英語メガネをかけると…、あら不思議!周りのものが英語バージョンに見えるようになるのです。この作品ではゼブラクロッシング(横断歩道)、エッグプラント(ナス)などの名詞だけですが動詞や形容詞にも影響があるのかは未知数です。うーん、サピアウォーフ???2022/01/06
遠い日
13
古川タクさんの絵に惹かれて。英語メガネをメガネ屋さんに勧められてかけたぼく。ことばは文化。ものの見方も異なって、見慣れたものが新鮮だ。ことばっておもしろい。ことばって不思議。2017/10/12
ヒラP@ehon.gohon
8
来日したアーサー・ビナードさんの カルチャーショックが下地にあるそうです。 同じ物を見ていても、言語が変わると全く違ったイメージで認識していることが分かりました。 言葉についての新しい発見があり、自分でも楽しめました。2013/03/03
Maiラピ
8
ことばはコミュニケーションのツールだが、同時にレンズの役割も果たす。「英語メガネ」をかけると、今までの世界が違って見える。子どもたちに考える糸口を投げかけ、考えることの大切さを伝える絵本シリーズ。あぁほんとだ!違って見える。めがねのかけかえって面白い発想だな。2011/01/09
pocco@灯れ松明の火
7
図書館(大人):これは面白! 英語めがねをかけると、このトンボくん、何か別の生き物に見えてくる。見る物が英語で話しかけてきます。英語圏からの楽しい言葉あそび。2011/04/12