内容説明
なぜ、死にたいと思うのか?うつ病との関連は?増えている10代の自殺について丁寧に解説します。
目次
1 10代の自殺って増えているの?
2 どうして自殺したいと思うの?
3 自殺の危険性をかかえるのは、どんな人?
4 うつ病と自殺
5 友だちとしてなにができる?
6 自殺の危機を乗りこえる
7 自殺をふせぐ
8 残された人たち
著者等紹介
上田勢子[ウエダセイコ]
AM‐USA
汐見稔幸[シオミトシユキ]
東京大学大学院教育学研究科教授
田中千穂子[タナカチホコ]
東京大学大学院教育学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
:-)
1
なぜ、男性より女性のほうがうつになりやすいんだろう2018/04/12
くまこ
1
何か特別なことが書かれているわけじゃないけど、自殺という問題を真剣に考えようというメッセージは伝わってきた。2012/07/25
nabebe
0
自殺願望は決してないが図書館ぶらりしてる時目についたので読んでみた。アメリカの本なので日本のいじめを背景にした自殺、生活苦を背景にした自殺などに触れられてなく、自殺を「うつ病」などによる一過性のものとしてとらえている点には違和感を覚えた。ただ、自殺をしようとしている友達にどう対応するかなどのことが詳しく書かれていてためになった。2016/06/24
SK
0
「うつの人は、自殺しようとする確率が高い」ということを、繰り返し主張し過ぎだと思う。少し、くどい。これだと、うつになったら必ず自殺を試みなきゃいけないみたい。外国の著者だからか、「自殺の危険性をかかえるのは、どんな人?」の中に、「ゲイ・レズビアン」が、きちんと含まれていた。2013/03/26
あゆゆ
0
摂食障害かも?と悩んでいた人がこの本を読んでいて、焦ったけど、いい本だった。自殺のメカニズムを知る本なので、自殺はダメと頭ごなしに言っているわけではない。10代が「一時的な問題の永久的な解決」のために自殺する、ところがわかるなーと思いまし。長く生きていれば、いつか問題は解決したり、気にならなくなる日が来ると分かるんだけど、若いうちはなかなかそうは思えないですよね。 2022/10/05