内容説明
リクルートはなぜ空前の政・官・財工作に走ったのか?電電公社の民営化を追いかけるように、リクルートは命運を賭けて情報帝国への跳躍にいどんだ。「情報を支配し世界を支配する」というリクルートの野望をささえたもの、それは80年代後半の日本に吹き荒れた土地と株の値上がりであった。情報戦争、ジャパン・マネーの徘徊、産業構造の転換…汚職の底流をえぐり、事件の意味を問う1冊。
目次
第1部 情報化のなかのリクルート(産業構造転換とリクルート経営;情報通信事業に賭けるリクルート;通信自由化の潮流と国際的展望)
第2部 カネ余りのなかのリクルート事件(リクルートの錬金術;政府・大蔵省の錬金術;金融・証券市場になにが起きているか)
-
- 和書
- 『江戸名所図会』の研究