内容説明
いま、世界は「地球時代」をむかえている。日本に住む私たちも、世界の50億の人びとの生活とふかくかかわりながら暮しているわけだ。でも、私たちには、たとえば、第3世界の人びととのむすびつきがよく見えているだろうか?あるいは、戦争と平和の問題を、いま日本人としてどう考えたらよいのだろうか?こうした問題を、高校生のレポートやジャーナリスト・研究者の話をつうじて、いっしょに考えよう。
目次
1 世界はいま―座談会(地球時代の光と影;第3世界の民衆は、いま何を考えているか;世界のなかで日本を見ると;若い人たちの可能性;その日の夜)
2 チャレンジする高校生(ヒロシマの語部として;ルポルタージュ・クラブの3年間―沖縄・土呂久・沢内村で考えたこと;アジアから日本を見て―「ピース・ボート」と「少年の船」に参加して)