内容説明
治さない精神科医VS主張する患者、笑いと涙の本音対話。
目次
第1章 患者が話していないことを聞く(関係の中にしか「私」はない;あなたは何を欲していますか? ほか)
第2章 “おもしろがる”という治療スタイル(いい加減な治療者をやる;ミーティングというおでん療法 ほか)
第3章 症状とは何か、回復とは何か(医者としての絶望と喪失から;役割ではない関係の中から生まれるもの ほか)
第4章 “生きづらさ”はたからもの(怒りは悪いものなのか;愛という暴力 ほか)
著者等紹介
斎藤学[サイトウサトル]
1941年生まれ、精神科医。慶應義塾大学医学部卒業後、フランス政府給費留学生、国立療養所久里浜病院精神科医長、東京都精神医学総合研究所副参事研究員などを経て、95年家族機能研究所を設立。過食・拒食やアルコール依存などの嗜癖(依存症)および家族の機能不全に関する研究の第一人者として、日本嗜癖行動学会理事長、日本子ども虐待防止学会顧問などを務める。日本トラウマ・サバイバーズ・ユニオン(JUST)ほか数多くの自助グループ・団体を支援し、各地で講演活動やワークショップを行う
栗原誠子[クリハラセイコ]
1960年生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後コピーライターを経てフリーライターに。98年に患者として斎藤学と出会い、その後自助グループやコミュニティ通貨とかかわる。現在は畑などもやりつつオルタナティブな生き方を模索しているが、いまだ答えを出せず放浪中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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