目次
序章 揺らぐ「労働」の輪郭―賃労働・アンペイドワーク・ケア労働の再編
第1章 原発事故と再生産領域の抑圧―開発の社会的費用
第2章 家事労働の揺らぎと担い手
第3章 ケア労働の分業と階層性の再編―「関係的ケア」から周辺化される労働
第4章 「新しい認知症ケア」時代のケア労働―全体的にかつ限定的に
第5章 介護サービス・労働市場の再編とNPO
第6章 労働/ケアの再編と「政治」の位置
第7章 雇用社会の変容と疑似自営化―利便性の追求と提供を下支えする働き手の記述を踏まえて
第8章 完全従事社会―働き方の多様性
著者等紹介
仁平典宏[ニヘイノリヒロ]
1975年生まれ、法政大学社会学部准教授(社会学)、同大学多摩ボランティアセンター長。主な論文に「ボランティア活動とネオリベラリズムの共振問題を再考する」(『社会学評論』56巻2号、日本社会学会奨励賞)
山下順子[ヤマシタジュンコ]
1974年生まれ、ブリストル大学社会・政治・国際学研究科講師(社会政策・ジェンダー論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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