内容説明
貿易なくして、今日の経済は成り立たない。理論も実務も、歴史も現状も、基本をまるごと押さえたテキスト。
目次
第1部 貿易の基礎(貿易の歴史;貿易の考え方;貿易の政策;貿易の実際;国際収支と外国為替)
第2部 戦後貿易の展開(戦後貿易の制度1 IMFとGATT;戦後貿易の制度2 WTO;貿易と開発(南北問題)
多国籍企業と直接投資)
第3部 現代貿易の課題(地域主義・地域貿易協定;世界と日本の貿易;農業と資源の貿易;貿易の新たな課題)
著者等紹介
小林尚朗[コバヤシナオアキ]
1971年生まれ。明治大学商学部教授。専門は世界経済論、貿易政策論、アジア経済論
篠原敏彦[シノハラトシヒコ]
1955年生まれ。明治大学商学部教授。専門は国際ビジネス論
所康弘[トコロヤスヒロ]
1975年生まれ。明治大学商学部准教授。専門はラテンアメリカ経済論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Haruka Fukuhara
12
都内の区立図書館で発見してちょっとだけ読みました。意外と貿易という高校生でも親しんでいる概念を正面から論じた本を読んだことがなかったので新鮮だったし、内容もとてもよく充実していた気がします。地元の大きな図書館にも所蔵されているようなので、借りてじっくりと読んでみようと思います。2017/06/12
チバ
0
とても勉強になった。第1章の貿易の歴史はちょっと難しかった。ICT革命によるデジタル化によりサービスの貿易自由化に今後注目していきたいと思った。最後はやはり環境問題との両立を課題点として投げかけていた。全体を俯瞰した良い本だった。2022/01/18