内容説明
株式を公開せず、経営実態がベールに包まれていた世界最大の穀物商社カーギル。丹念な調査と資料収集から、この多国籍企業の全体像を鮮やかにえがき、対日戦略を浮き彫りにする。
目次
カーギル社の見える部分と見えない部分
統計が語るカーギルの姿
蓄積のメカニズム―見える商品
蓄積のメカニズム―見えない商品
カーギルの起こり・組織・所有
輸送と保管
政策
飼料と食肉
補助金と慈善事業
南北アメリカ〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりんとー
5
(図書館)期待したほどの本ではなかった。1997年当時、日本がかなりカーギルに対抗している記述があった。とくに種子のところ。しかし種子法は数年前に廃止されてしまったのだよ。嗚呼…。2020/06/02
ルヴナン
0
批判を目的にはしてないんだそうだ。多少トゲのある社史って程度で、刺激少なめ。2017/05/18
