内容説明
死刑制度が廃止された日本。犯罪者は手足を逆さにされた身体での生活を強いられるようになった。そんな犯罪者達の社会復帰を支援する施設ジュピターで“逆さ”の一人が“逆さ狩り”の犠牲となったらしい。施設の職員である朝霧は、同僚の加瀬と犯人を探し出そうとするが…。罪と罰を問う傑作サスペンスの誕生。
著者等紹介
松島健策[マツシマケンサク]
1985年、愛知県生まれ。その後、山梨県に移り、大学入学を期に、神奈川県で暮らし始める。現在は大学院に在籍し、学業と並行しながら長編小説を執筆中。2008年12月応募締切、第1回「講談社Birth」小説部門受賞作(「ジェネレーションXI」を改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨーコ・オクダ
1
電子書籍を購入。犯罪者へのペナルティとして、身体の一部を逆さまにつなぎ合わせることになった日本。その犯罪者たちは「逆さ」と呼ばれ、施設にいる者もおれば、社会復帰してる者もいる。そんな中「逆さ」をターゲットにした連続殺人事件が起こる…。途中で明らかにされる「逆さ」の保護施設の女所長のバックグラウンドが謎!確かに、ある登場人物との深い関わりの説明にはなってるものの、そこまでページを割く必要があるんかね〜?犯人の動機もようわからんかったし、謎多きミステリw2013/05/02
むつぞー
1
テーマと発想は面白いと思います。 その意欲も買いますが、それを上手く形にできていないように思うんですよね。 いろんなところで読みにくさを感じてしまうんですよ。 その上にサスペンスというものが盛り込まれてるけど、これも上手く機能していないと思うし…2009/07/09
ラム。
0
むつぞーさんと同じく、確かにテーマと発想は面白いと思うけど。。サスペンスという感じも少なく、物足りなかったかな。2009/07/26
zazo嶋
0
うーん...よく分からなかったです。犯した罪とその罰、そして責任...みたいな事なんでしょうがそのテーマをどう作者が伝えたたいのか汲み取り難かったです。自分にとっては。2009/06/30
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