目次
第1部 ラムの伝記を追って(初めての観劇体験について―所謂「純粋感情」を巡って;ラムとシドンズ夫人;ラムとアン・シモンズ―“Dream Children:A Reverie”を読んで;ラムとコールリッジ―“my gentle‐hearted Charle’s”;「ロンドン児」について―ラムとジャーナリズム;ラムの「ホガース論」について―ヒューマニスト・ラムの片鱗)
第2部 ラムの演劇論(ラムの初期演劇批評について―彼の「リチャード三世」論を巡って;Dramatistとしてのラム―笑劇『H氏』の上演を巡って;Specimen’s Notesについて―ラムの「詩劇論」への途;ラムのシェイクスピア悲劇論―所謂「上演不可能性」を巡って;ラムの「技巧的喜劇」論について―“On the Artificial Comedy of the Last Century”を読んで;チャールズ・ラムの「劇的錯覚」観について―“Stage illusion”を読んで)
第3部 ラムの俳優論(ラムとファニー・ケリー―ラムの演劇観の一面;ラムのエリストン論;ラムのマンデン論―「マンデンの演技について」を読んで)
著者等紹介
安田蓁[ヤスダシゲル]
1947年山形県酒田市に生まれる。1971年立命館大学文学部英米文学専攻卒業。1974年立命館大学文学研究科修士課程修了。1977年龍谷大学文学研究科博士課程修了。1977年大阪音楽大学専任講師。2007年同大学を退職。非常勤講師としては、立命館大学、龍谷大学、宝塚造形大学、大阪市立大学、京都大学で勤める。専攻は英文学、主としてチャールズ・ラムの研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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