- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
全米屈指のセキュリティ会社“ブレット・キャッチャー”のオーナー、ルーシー。彼女の悩みは、以前解雇した元スタッフのジャックという私立探偵。彼は３０年前の殺人事件の真犯人探しに奔走していて、彼女に助けを求めてきたのだ。他のスタッフに迷惑をかけた彼には二度と関わりたくないと思う反面、過去に一度だけ体を許した男を放っておけないルーシーは協力することに。だが、２人が秘密裏に進めていた計画は何者かに邪魔され…。３部作完結篇。ＲＩＴＡ賞最終候補作。
著者等紹介
セントクレア，ロクサナ［セントクレア，ロクサナ］［Ｓｔ．Ｃｌａｉｒｅ，Ｒｏｘａｎｎｅ］
ピッツバーグ生まれ。広告会社で働くかたわら小説を書きはじめる。短篇を含む２０作以上の作品を発表し、ＲＩＴＡ賞をはじめ多くの賞を受賞。『罪深き守護天使』はＲＩＴＡ賞最終候補に選ばれている
谷崎純［ヤザキジュン］
１９７３年生まれ。東洋大学文学部国文科卒。文芸・実務翻訳に従事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MOMO
0
ずっと引っ張ってきた事件の真犯人は罰せられ、娘たちは生みの母と再会でき、めでたしめでたしで終わりました。が、・・・・・ルーシーちゃんときたら、あまりにもうっかりな行動が多すぎるわ。もうちっとできる姉さんだと思っていただけに、残念としか言いようが無い・・・いや、確かにヒロインが窮地の陥らないと、ヒーローの見せ場が無いけどさぁ、別にそんなことにこだわる必要は無いと思うのよぉ2012/08/31
月
0
★★★☆☆三部作最終章なのに思ったほどワクワクしなかった。話のなかほどで犯人の予想がついちゃって、理由も思った通りだったからかも。一番キャラ立ちしてる主人公が関係してる物語だったからちょっと物足りない。でもやはりセリフ回しは粋。2012/04/13
くろうさぎ
0
ブレット・キャッチャー三部作の最終話です。ずっとくすぶり続けたルーシーとジャックのお話です。なぜ三つ子の二人にはロマンスがあったのに、最後の一人はストーカーの様な迷惑な愛？？三部作の柱になってた事件は解決するけど、犯人一味死んで終わりだなんて、陳腐だし････。犯人にぜひ、高い所から一気に低いところまで堕ちて裁かれて欲しかったなぁ･･･。しかし、なんて弱い男なんでしょう････！！2011/12/02
