出版社内容情報
ホラーとエロティシズムを融合させた驚異のストーリー。人間の知覚の研究を行う大学助教授は、ドラッグ体験とメキシコの呪術師の探求の果てに、奇怪な罠にはめられてゆく……。時空を超えて現れる幻の女をめぐる恐怖とエロスのダーク・ファンタジー。
内容説明
若き日の父や祖父が逢っていた謎の美女ニッキイ―その魔性に魅入られたかのようにニューヨークへと向かったエリオットは、しだいに奇怪な罠にとりこまれ、驚愕の光景を目の当たりにする。連続娼婦殺人、アステカ神話、未来を予言する少女…神話と現実の境に出現した暗黒の超常世界を描く、ノンストップ・サスペンス。
著者等紹介
ワトキンズ,グレイアム[ワトキンズ,グレイアム][Watkins,Graham]
1944年、ケンタッキイ州レキシントン生まれ。ケンタッキイ大学にて、反戦運動に没頭。動物学の修士号を取得後、ペットショップ勤務、ミュージシャン生活などを経て、超心理学、コンピュータ開発にいそしみ、現在はオルガン関係の仕事のかたわら小説を書く。1989年に『神聖娼婦』でデビュー
大瀧啓裕[オオタキケイスケ]
1952年、大阪生まれ。翻訳家
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