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内容説明
クインは、メリーランドの森のなかでいきなり何者かに後ろから抱きすくめられた。力強い腕の感触からすぐに男だとわかったが、姿が見えない。男は恐怖で逃げ出そうとするクインに、話し相手になってほしいと頼む。聞けば彼は、75年前にこの森で命を落とした幽霊で、これまでその存在に気づいた人間は誰もいないと言う。とんでもないものにとり憑かれたと嘆きつつも、見えない男に惹かれるクインだったが、じつは彼女にも人には言えない秘密があって…。
著者等紹介
ヨーク,レベッカ[ヨーク,レベッカ][York,Rebecca]
1990年のデビューを皮切りに、現在まで100作以上の作品を発表。多くの作品でRITA賞やダフネ・デュ・モーリア賞など、数々の賞を獲得している。メリーランド州コロンビア在住。ニューヨークタイムズ紙、USAトゥデイ紙、パブリッシャーズ・ウィークリー誌のベストセラーリスト常連
佐々木理子[ササキミチコ]
翻訳家。横浜国立大学教育学部卒。ロマンスを中心にさまざまな翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
romance_holic
2
前作「白い月の罠」と同様、異世界との重なりや登場人物などがかぶっていて関連性が強いです。 レベッカ・ヨークは設定や作品の切り口などがいろいろで、読者としても楽しませてもらえますが、最初からウェアウルフに焦点を絞るつもりはなかったのかな。今回もヒーローはウェアウルフなのですが、一風変わった設定。 シリーズ前半のほうがロマンスの比重が多少高めで、異世界の話がない分ウェアウルフとはいえ、現実との折り合いとか、そういった面に現実が織り込まれていた気がします。後半のほうがファンタジー(というか異世界)色強めです2010/09/05
mum0031
2
第7弾さ迷う亡霊のケイレブと異世界の超能力者クイン。血気盛んな、従兄弟同士の少年が決闘したら?結果は、あえて言わずとも。。亡霊に、気付いてくれたクインに執着するのは当然の事。最後は、肉体を手に入れ遺伝子治療をそして再び人狼へ。。。それにしても、世界を救うマーシャル一族の活躍は、素晴らしい。。。2016/11/26
くまた
0
ウェアウルフ7。狼となって従弟と戦った際に殺されて75年間地縛霊になっていたケイレブと異世界の有力者の妻である親友をこちらの世界に避難させるためにリナを訪ねてきたクインのお話。1,2程じゃないけど割と面白かった。ケイレブがあっさり新しい体を手に入れたり、異世界で1,2を争う超能力者だったはずのリナが殆ど能力がないような扱いになっていたり、相変わらずの「なんだかな」展開がいっぱいだけどそれ以外の描写も結構多かったからいつも程は気にならなかった。ミーガンは更に一般人をウェアウルフにする方法も見つけたらしい。2017/11/14
ショコラテ
0
うーん…。もうこのシリーズはいいかな。2012/02/05
みるて
0
図書館の本 読了 Moon72011/05/01