ＲＨブックス＋プラス 危ないダイエット合宿―朝食のおいしいＢ＆Ｂ〈３〉

マキナニー，カレン【著】〈ＭａｃＩｎｅｒｎｅｙ，Ｋａｒｅｎ〉/上條 ひろみ【訳】

武田ランダムハウスジャパン（2010/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 396p／高さ 15cm
• 商品コード 9784270103456
• NDC分類 933
• Cコード C0197

出版社内容情報

経営が崖っぷちの宿に団体客が訪れ、７日間のダイエット合宿が行なわれることに。でも、身体だけでなく、命まで削ることになるとは知らず！？

B&Bで７日間のダイエット合宿が開かれることになった。一行が到着するとナタリーは朝食だけでなく、三食の低カロリーメニューを作るのに大忙し。自分もダイエットできるかも！？と期待したのも束の間。同行していたトレーナーが島の灯台近くで急死。島民は昔、姿を消した灯台守の幽霊の仕業とささやくが、警察は毒殺の疑いがあるとしてB&Bの厨房を使用禁止に。事件を嗅ぎ付けたマスコミが、ナタリーを容疑者扱いしたものだから、崖っぷちだったB&Bの経営はますます最悪の状態に！

内容説明

ナタリーの宿で初めてのダイエット合宿が開かれることになった。閑古鳥の鳴いていた宿にとって団体客は大歓迎、あわよくばナタリー自身もダイエットできるかも！？そう期待したのもつかの間。同行していたハンサムなトレーナーが不審な死を遂げたことで、７日間の合宿に暗雲が垂れこめる。どうやら合宿の一行のなかには、身分を偽っている者や後ろめたい過去を抱える者、はたまた別の目的でやってきた者がたくさん潜んでいるようで…！？シリーズ第３弾。

著者等紹介

マキナニー，カレン［マキナニー，カレン］［ＭａｃＩｎｅｒｎｅｙ，Ｋａｒｅｎ］
ライス大学卒。広報ライターを経て２００６年に本シリーズでデビュー。メイン州およびニューファンドランドの島で多くの夏を過ごし、現在は夫、子供ふたりとともにテキサス州オースティン在住

上條ひろみ［カミジョウヒロミ］
慶應義塾大学文学部卒。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[aoringo]

春の緑とダークブルーの海が美しい自然豊かなクランベリー島。掃除の時に宿泊客の荷物を当然のように探るのがどうも気になって...ちょっと泊まりたくはないかなと思ってしまった。今回はダイエット合宿のためヘルシーだけど美味しそうなお料理が楽しめた。

2017/07/14

[珂音]

シリーズ3冊目を最初に読んでしまった････　B&Bの経営者のナタリーはいくつか読んだコージーミステリの主人公の中でも一番魅力が無い。ツッコミどころは満載で途中で投げ出したくなった。

2012/05/18

[はるき]

楽しいなぁ～これ。御飯は美味しそうだしヒロインは魅力的だし物語の流れは自然だし。身近で事件が起こりまくってもお腹はすく。ヒロインとヒーローの年齢層が上めなのが良い感じ。おもいっきり前巻のネタばれがあるので要注意。

2014/12/16

[ぱでぃんとんⅡ]

今回はジョンとの仲がどうなるのか、どきどきしっぱなしでした。お話は結構好きなんだけど、宿泊客の荷物を調べるところが今回やけに気になってしまった……。ナタリーの職業倫理はどうなってるのかな？コージーミステリーでは忍び込んで調べるとか定番なんだけど、なんかね～気になってしまったんです(^^ゞ

2010/04/30

[はる]

ナタリーのB&Bで、ダイエット合宿が行われる事になった。主催者のヴァネッサは、スリムで魅力的。以前、クランベリー島に来たことがあり、合宿場所に決めたと。3食付きの営業に意欲的にチャレンジしたナタリーだが、ジョンとヴァネッサの怪しげな雰囲気に気をもまれる。そして、合宿メンバーのコーチダークが改修中の灯台で死体で発見される。相変わらずのナタリーの客室物色で事件は解決。そして、前巻で元恋人のプロポーズを受けるか悩んでいたくせに、ジョンへの嫉妬と疑惑を持つところ、自己中さ満載。

2019/09/19