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ランダムハウス講談社文庫
ディミティおばさま旅に出る―優しい幽霊〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 415p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270102930
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

理想の結婚から2年。白馬の王子様だった夫のビルは、家庭をかえりみない仕事の虫に。ロリは、すれ違いの日々をなんとかしようと、2度目のハネムーンを計画する。けれど、夫ではなく義父とイギリスに行くことになってしまった。そればかりか、義父が謎の書き置きを残して失踪してしまったから、さあ大変!300年前から不和の続く一族の過去を、いまさら掘り起こそうとしているらしく!?義父の暴走を止めるべく、ロリは幽霊のおばさまと波乱万丈の旅へ。

著者等紹介

アサートン,ナンシー[アサートン,ナンシー][Atherton,Nancy]
コロラド州コロラドスプリングス在住。92年に発表したシリーズ1巻目の『ディミティおばさま現わる』は、「米独立系ミステリ専門書店協会による20世紀ベスト・ミステリ100」に選出。93年には、マカヴィティ賞の最優秀処女長篇賞にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

42
面白かった♪ 英国の小さな家が舞台のほのぼのミステリ。三百年の長い時を経て、いま解き明かされる一族の歴史とは… ■前作のハッピーな結末の続きのつもりで読み始めたら冒頭から雲行きが怪しく。なになに?どうした?! ■パタパタと転げるように始まった旅。次々と現れる新たな謎。旅の道連れ 12歳のネルの 思いもかけない才気煥発。みんな良い人っぽいのに何かが怪しい。■気軽に読めて、謎解きのワクワクが楽しめて、出会った優しい人たちは誰も悪くなくて、最後はハッピー☆ 楽しい読書時間でした ღ˘◡˘ღ (1996年)(→続2019/08/10

ごへいもち

20
一族の話とあって姓が同じだったり名前を継いだり貰ったりで混乱気味になってしまった。おまけにぬいぐるみも複数登場。名前で呼んで擬人化して「待ってる」とか「目を光らせてる」みたいな…。ぬいぐるみってあちらではこんな風に扱ってるのかなあ。日本人としては違和感。このシリーズはこれでおしまいにしよう2013/09/13

min2

17
ディミティおばさま、前作で満足して成仏したと思ったら、戻ってきてしまったのですね!?ロリとビルすれ違いの日々になっていたし…。シンデレラも幸せは続かないのね。本作では、何故か12才の「とんでもない」女の子が大活躍♪ ツッコミどころは多いけれど、最終的にはみんな幸せで、気持ちよく読了。2015/03/29

みちゃこ@灯れ松明の火

8
一族のお話だったので似たような名前ばかりで一体誰がどうした人物か記憶しておくのが大変(>_<)。それに12歳という設定のネルには違和感があり、12歳といよりは17歳か18歳が妥当な気がする。それからロリの体調不良について鈍感すぎるにも程がある。2012/05/11

mabel

6
携帯電話の普及はミステリ作家にとってどれだけの革命だったのでしょうか。今の時代なら成立しないお話。でもそれが逆に面白くもあったけど。ネル、将来は女優?2014/06/09

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