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- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
3年前に亡くなったはずの夫宛に、日記が届いた。さらにはそれを引き渡せという脅迫状も!日記には暗号のような文字が書かれている。身の危険を感じた子爵未亡人エリザベスは、夫が生前に所属していた諜報部に助けを求めるが、諜報員として現われたのは、かつて婚約を解消した、彼女の元恋人だった。無情なやり方で私を裏切った彼が今さらなぜ?18世紀ロンドンを舞台に、エロティックなロマンスとサスペンスが交錯する。
著者等紹介
デイ,シルヴィア[デイ,シルヴィア][Day,Sylvia]
日系アメリカ人。ヒストリカル、コンテンポラリー、ロマンティック・サスペンス、ファンタジイ、SFなど、さまざまなジャンルの小説を手がける。米軍情報部のロシア語通訳を経て、現在は作家に専念。2004年にデビュー。すぐにベストセラー入りをはたし、2年連続でRITA賞最終候補に
長瀬蘭子[ナガセランコ]
翻訳家。京都大学文学部卒。現在、主にロマンス小説の翻訳に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
19
面白かった(☆∀☆) 最初からグイグイきて引き込まれた。HOTシーンは激しいし、サスペンスは、誰が味方なのか敵なのかなかなかわからず、最後まで引き込まれぱなしだった(☆∀☆)2021/03/10
romance_holic
3
狂おしい情熱を体現したようなヒーロー。このヒーロー私、好きかも。ヒロインはヒーローの情熱にきりもみ状態で、ホットなシーン多いです。2009/07/12
M
3
お互いが相手に強く惹かれているのに拗らせた二人。それでも、何年たっても消えない絆というものには憧れてしまう。二人とも頑固なのでなかなか結ばれないのかじれったい分、最後はほっとできた。2016/12/24
たまきら
2
ちょっとした意地の張り合いで、フィアンセに他の男性と駆け落ちされてしまった主人公伯爵の狂気っぷりを恋ゆえと納得できるかできないかでこの本の評価は割れると思います。サスペンス部分は、その分野の小説を多く読んできた人には薬味ですらないと思います。恋愛は時に正気を失うほどのものなんだ…ということが、この本のエッセンスのように感じました。私はわき役の海賊が一番好き!ヒーローは彼に食われて、狂気っプリと傲慢さで損をしてます。2014/06/16
まめもち
0
1冊まるまる意地の張り合い。読んでて疲れました。婚約者のヒーローが女性といるとこに出くわして弁解を聞かずに他の男と結婚しちゃったヒロイン。ヒーローはずっと彼女を忘れられなくて……とロマンス要素がありそうな筋書きなのに頑固者2人だと話が進まない。ベッドシーンだけはムダに豊富。2016/09/01