東アジア叢書
蒋介石と日本―友と敵のはざまで

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270006283
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0020

内容説明

もし、蒋介石がいなかったら…日本は南北に分かれていたかもしれない。日本を尊敬しながら敵にした蒋介石の生の声と戦中と戦後の「事実」を明らかにする。蒋介石の日記を読み通したこれまでにない日中台関係史。

目次

第1章 日本との関わり(国民革命期)(振武学校時代;高田連隊の時期 ほか)
第2章 友から敵への転換(国民政府期)(日本への接近;反共政策への踏み込み ほか)
第3章 戦争への道(日中戦争期)(「不抵抗政策」の由来;各政治集団の反応 ほか)
第4章 日中関係の再構築(国共内戦期)(連携反共の思惑;国共対峙で勝負の分かれ目になった接収問題 ほか)
終章 蒋介石と台湾―結論に代えて

著者等紹介

黄自進[コウジシン]
現職:中央研究院近代史研究所研究員。1956年、ビルマで生まれる。1989年、慶応義塾大学法学研究科博士課程修了。博士(法学)。中央研究院近代史研究所助研究員、副研究員、アメリカスタンフォード大学フーヴァー研究所客員研究員、東京外語大学客員助教授、慶応義塾大学特別研究教授、国際日本文化研究センター外国人研究員を経て、現職。専攻は、日本政治思想史、日中関係史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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