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出版社内容情報
王国と鋼国。戦争が激化する最中、王国の最大戦力である【星】専属の特殊衛生兵部隊隊長のメディックは新米の【星】リリスを護衛することになる。全てを守れず否定された少女を最強の衛生兵が死地から救い出す――!
内容説明
『王国』と『鋼国』。魔法と兵器による戦争が激化する最中、とある代償と引き換えに“全てを無効化できる”特殊衛生兵のメディックとその部隊“ガルガンチュア”に与えられた任務。『規格外の魔法を扱う英雄達―“星”を救え』前線で敗北した新米の“星”の少女リリスを保護したメディック達。英雄として生きる価値を否定された彼女を肯定すべく、少女とともに最強の衛生兵は“魔法”も“兵器”も“死”さえも駆逐する漆黒の右腕を振るい、戦場を駆ける―!「どうにもならなかったら俺を呼べ。これでも衛生兵だからな」死地で消えゆく星を照らす、新世代ミリタリーファンタジー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
20
★★★ 長い争いの末に大陸を統治した王国は、突如として現れた未曾有の力を用いる鋼国からの侵略を受ける。国土の三分の一を掌握された王国は、規格外の魔法を使う「星」の存在によりなんとか反抗を続けていた。鋼国が扱う5元素兵器に唯一対抗出来る「星」の存在は、王国にとって希望であり、彼らが担う重責は凄まじいものであった。そんな「星」を救うためだけの部隊・ガルガンチュア。星守と呼ばれる彼らはどんな戦場であっても「星」の傷を癒し、無事に王国へと連れ帰るという役割を担っていた。そんな中、彼らは未だに未熟な「星」で→ 2019/08/08
わたー
20
★★★★★まさに痛快。試し読み以降は、ために溜めたフラストレーションを一気に解放するような展開で面白かった。著者の先品はコレが初めてだったが、このレベルでシリアスなバトルを描いてくれるならば、過去作も読んでみようかなと思うぐらい。まだまだ語られていないことは多いので、これからのシリーズにも期待したい。2019/05/23
しぇん
16
魔法 対 科学のような世界観のバトルファンタジー。魔法側、本拠地まであっさり侵入許してるし、No上位もあっさり殺されたりと本当は勝ち目ないんじゃない?とおもったりしましたが、あんまり絶望感は無かったのは主人公のキャラのお陰ですかね。ヒロイン達も主人公も良いキャラしてたのぇ結構楽しめたので続けば買うかなと。あとNo.1が姿表さないケース多いなとどうでもよい感想も2019/08/18
わたー
14
【試し読み】戦略級兵器で数々の大陸を征してきた鋼国と人智を超えた魔法を駆使する「星」と呼ばれるエースを擁する王国。二国間の泥沼の戦争の狭間で生きる、星専門の衛生兵部隊を描いた作品。最終章の直前まで試し読みできる大盤振る舞い。編集部が推すのもわかる。名前のある人物もゴミクズのように死んでいくシリアスな世界観で、それでもなお守るべきもののために歩みを止めない只の衛生兵がカッコいい。そんな中、交流を深めた少女が、軍の上層部の理不尽な命令のために死地に赴こうとする場面で試し読みが終わる。こんなん買うでしょ続きを。2019/05/22
のれん
14
作者のいつもの作品通り、理不尽な世界を熱血と根性でぶっ飛ばす痛快アクションである。 ちょっとばかし巻気味な展開に、ラノベらしいギャグ、そして厨二の原点を思い出せる能力の数々。 ヒロインは頭ぶっ飛んだヤツが多いのがこの作者の特徴だが今回は割と抑えめ。でも続刊続けばネジ外してくるんだろうなぁ。 武人っぽい敵もいるし、熱血バトルが炸裂すること間違いなしなので往年のラノベクオリティを次巻以降も期待したい。2019/05/20
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