内容説明
銀座三越にオープンし、話題沸騰のイタリアン「トラットリア・ガルガ」。ガルガは世界中の人々から愛されるのか?その魅力のすべてが1冊に凝縮。各界のセレブたちに愛され、地元フィレンツェの人々にも大人気の今日からできる、手軽で簡単な本格的イタリアン。
目次
1 「ガルガのレシピ、クチーナ・エスプレッサ」(プリモ・ピアット(パスタ、リゾット)
セコンド・ピアット(肉、魚)
前菜と付け合わせ
ドルチェ)
2 ガルガを支えるフィレンツェの食
3 シェフ・エリオが休日に作る、家庭料理(エリオのプリモ・ピアット(パスタ、リゾット、ミネストラ)
エリオのセコンド・ピアット(肉、魚)
エリオの前菜と付け合わせ
エリオのドルチェ)
4 「エリオの故郷、サルデーニャへ」
著者等紹介
コッツァ,エリオ[コッツァ,エリオ][Cotza,Elio]
フィレンツェのトラットリア「ガルガ」シェフ。東京・銀座の「ガルガ東京店」総料理長。1958年サルデーニャ島生まれ。羊飼いや料理人の兄弟を持つ。14才でトリノのレストランに働きに出た後、1984年にジュリアーノ・ガルガーニと出会い「ガルガ」の料理人として働き始める。日本通で来日経験も豊富
池田匡克[イケダマサカツ]
雑誌編集者として出版社勤務後、1998年よりフィレンツェ在住。イタリア料理に関する雑誌、書籍の執筆、撮影を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
20
エフにて。墨田区には労働者のための食堂が今も何軒かあって、さっと食べて「ごちそうさま!」まで5分という人もいる。築地の場内も元々はそういう丼モノの店ばかり(だから吉野家第1号店がある)。このお店はイタリアの「食堂」っぽいな、と思って読んだ。頼んだらすぐ出てくる。働いている人たちの雰囲気もなんだかいい。サルディーニャのごはんもおいしそうだなあ。こういうスピリットはどの国も一緒なんだな、とにやり。単にレシピ本というより、人のにおいが立ち上ってくる本です。2016/07/04
きりぱい
3
最短加熱調理がモットー、注文と同時に作り始めて所要時間は10分、そんな店の料理を写真に残すことから生まれた本だから、シンプルながら生クリーム1リットルだとか店のままのレシピだけれど、それはそれで楽しい。個性的な創業者、シェフの家庭料理や故郷サルディーニャでの様子など感じられるイタリアがいい。ジュリアーノ氏はちょっとハビエル・バルテムみたいだ。気になるのはクレーマ・シャンティリーと豚フィレ肉のミルク煮、あとアリスタと呼ばれるフィレンツェ流のローストポークがいいけれど、材料にある白ワインが手順に出てこない?2013/10/24
rakim
3
料理本は読む物ではなくて趣味?なので、気に入ったもの以外はメーターにはほとんど登録していませんが(実際は1ヶ月に2~3冊は購入している)、これは個人的に今年買ったものの中で一番気に入ったのでチェック。写真の良さ、読んでも興味を惹かれる部分、揃えやすい材料で簡単なのに本格的、と点数高しです。美味しいオリーブオイルを探しにいきたくなりました。2011/12/18
海老庵
0
10分でできる(ただし下拵えは別途)イタリア料理のレシピ写真集。手早く作る為の10分ではなくて、素材の持ち味を残し生かす為の調理時間が10分という事なので、実際に作るとなると状態の見極めが大事になるだろうな。一度本物を食べれば勘所も掴みやすいんだけど。それでも作ってみたくなるレシピが幾つかあった。2013/03/23
トキヲ
0
とにかく写真が美味しそう〜!見ているだけでも幸せ☆肝心のレシピも、材料が割とシンプルで材料もほんの一部を覗けばすぐに手に入るものなのが嬉しい!各レシピに添えられた簡潔な解説がスッキリとして、紳士の語り口のようでカッコいい素敵な一冊。2013/01/25