目次
1 国家・身体・民族(亡命者たちとバラバラ死体―『オルノーコ』から『ロビンソン・クルーソー』へ;リリパットの国家身体―『ガリバー旅行記』における近代古代論争;有機体としての国家と女性の肉体―スコットの『ミドロジアンの心臓』 ほか)
2 科学・身体・神経(『終わりよければすべてよし』と精神的不調―『二人の貴公子』を照射して;クラリッサの死因―メランコリーとショックと神経と;理性、汎神論、そして再発見される身体―ウィリアム・ワーズワス ほか)
3 表象・身体・狂気(ヴィクトリア朝における女性の衣服と身体―コルセットをめぐって;リアム・オフラハティーの小説世界―存在の矛盾そして狂気;現代詩に見る身体モチーフ―モダニズムからポストモダニズムへ ほか)
著者等紹介
玉井〓[タマイアキラ]
1946年生まれ、大阪大学大学院文学研究科・文学部教授。大阪大学卒、大阪大学大学院文学研究科修士課程修了、博士(文学)
仙葉豊[センバユタカ]
1947年生まれ、大阪大学言語文化部教授。大阪大学卒、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学
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