D.H.ロレンスのフェミニズムを読む

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784269720794
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C3098

内容説明

ロレンスが明かす女性の自立の根幹とは?「D.H.ロレンスと自然」という、一貫したロレンス文学研究のテーマの一環に、「女であること」を据えて、ロレンス小説における女性の自立を説き明かした力作、ここに登場。

目次

第1章 眠れる女性性―『息子と恋人』(母親ガートルード・モレル;恋人ミリアム・リーヴァーズ;もう一人の恋人クララ・ドーズ)
第2章 女性性のめざめ―『虹』(アナの女性性をめざめさせたもの;アナの女性性完全開化;アナの娘アーシュラ)
第3章 女性性への飛翔―『ロスト・ガール』(女性性にもとづく自立に向かって;女性性への呼応;イタリアの自然のなかで感得した女性性)
第4章 女性性の完成―『翼ある蛇』(原始の世界での自我の放擲;偉大なる生命との出会い;「女であること」)

最近チェックした商品