ギッシングの世界―全体像の解明をめざして

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  • サイズ A5判/ページ数 404p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784269710399
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C3098

内容説明

堕ちた女のために学者としての将来を棒にふった偉才ギッシングが、鋭い観察眼でヴィクトリア朝末期を照射し、ピレネー山麓の村で客死して百年。国内外の研究者が独自の視点で作品を読み解き、『ヘンリー・ライクロフトの私記』で知られるギッシングの全体像を解き明かす。各作品の梗概を付し、研究に不可欠な基礎知識と最新情報を満載した恰好の指南書。

目次

ギッシングの生涯
没後百年間におけるギッシング批評の進展
『無階級の人々』
『ネザー・ワールド』
『三文文士』
『流謫の地に生まれて』
『余計者の女たち』
『埋火』
『渦』
『イオニア海のほとり』
『ヘンリー・ライクロフトの私記』
その他の長編・中篇小説
短篇小説
ギッシングとディケンズ
ギッシング関連情報

著者等紹介

松岡光治[マツオカミツハル]
福岡県出身、マンチェスター大学大学院(M.Phil.)、現在名古屋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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