出版社内容情報
絶世の美女妲己が次々に考案する超残虐な刑。ついに皇后も狙われた!
目次:
宝剣/蘇る妲己/諫言者の悲劇/炮烙の刑/謀殺密旨/陰謀蠢動/ぬれぎぬ/拷問/対決の末
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文句有蔵
5
あっという間に読んでしまった。妲己が実在する人物であり、数々の拷問の首謀者であったことは史実にあるので本当だろうが、妲己の言いなりに皇后まで拷問にかけることを許す紂王を考えると、妲己がどれほど魅力的な女だったのだろうかと考えてしまう。楊貴妃どころの話じゃないじゃないか。目玉をえぐり出されても自白しなかった以上、皆が皇后を信じてしまい、立場が悪くなると紂王をそそのかすところが、妲己の頭のよさを思わせる。美貌で性戯に長け頭もよいとはさすが傾国。サディストでなければ稀代の賢婦と称されたろうに。2013/11/30
ばっぱら
3
残酷すぎて読むにたえない2017/10/14
はる
2
宝剣、杜元せん、梅伯、姜皇后いくつもの諫言を妲己に言いくるめられていまった。2024/08/30
MOTO
2
おかしくなってしまった王に進言する正しい人達が次々死んでゆく。 特に皇后の悲惨さと言ったら。2016/03/26
朝倉千里
1
結局、妲己がいてもいなくても紂王はバカ王として終わったんじゃないかと。それにしてもむごい拷問、処刑。これを実行できた人たちもメンタル強すぎ。2013/06/03
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- 和書
- 長安 講談社学術文庫