出版社内容情報
玄徳は、敵の誘引の計にかかり危機におちいっていた。だが、張飛が運良く駆けつけ、玄徳を救い出した。孔明は名将・張任を金雁橋で討ち、要害・ラク城をついに落とす。降伏を拒否した劉璋は、漢中の張魯に援軍を乞う下策に出た。張魯は援軍の将に馬超を任命、曹操に敗れ漢中に身を寄せていた馬超が再び立ち上がった。
目次:
援軍到着/金雁橋/ラク城落城/漢中馬超軍/裏工作/馬超降る/成都陥落
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
15
孔明の智略により、攻防ではなく対話によって蜀を手中にした劉備。徒に血を流すのは愚か。望むらくは無血革命。これにより初めて劉備は自らの国を持ち、曹操の魏、孫権の呉、劉備の蜀による三国志が始まる。三十五巻に至ってようやく。2024/03/09
わたー
11
★★★★★ここにようやく孔明の描いた天下三分の計が成る。仁君として売っていた劉備のせいで時間がかかってしまったが、遂にスタートラインに。感慨深い。2020/03/29
コウメ
11
張飛VS馬超2019/03/15
しの
7
名場面!でました!「むむむ」「なにがむむむだ」!!!そして雒城落城(らくじょうらくじょう)!これは駄洒落ですよね!?2017/01/25
ばっぱら
6
成都攻略完了。蜀を手に入れる。馬超が仲間になる。2017/09/03