出版社内容情報
正史の省略本『十八史略』のうち、『三国志』に該当する部分を『三国志』の前史である『後漢書』、後史『晉書』からも抽出して読み解いていく。
黄巾の乱から始まり、魏晋革命までの三国時代100年を扱い、さらに横山光輝『三国志』の名場面も加え、『三国志』の具体像に迫る!
漢文、現代語訳等で古典を堪能でき、解説、地図、系図、写真で、より理解も深まる内容に!! さぁ『三国志』の世界を堪能しよう!
内容説明
蜀漢正統の「史書」で巡る三国時代100年。絶品の「三国志」で漢文の読解力も超レベルアップ!生誕90周年横山光輝「三国志」の名場面38ページ掲載。
目次
黄巾の乱
董卓の専横
四世五公
呂布の裏切り
劉備と孫策
曹操の台頭
官渡の戦い
髀肉の嘆
三顧の礼
群儒舌戦
赤壁の戦い
呉下の阿蒙
〓州争奪
漢の滅亡
季漢の建国
夷陵の戦い
遺孤を託す
七縦七禽
出師の表
後出師の表〔ほか〕
著者等紹介
渡邉義浩[ワタナベヨシヒロ]
1962年東京都生まれ。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。文学博士。大東文化大学文学部教授を経て、早稲田大学常任理事・文学学術院教授。専門は「古典中国」学。大隈記念早稲田佐賀学園理事長。三国志学会事務局長。訳書の『全譯後漢書』(全十九巻、汲古書院)で、大隈記念学術褒賞を受賞。研究だけではなく、啓蒙書の執筆や講演、動画チャンネル出演、テレビ番組、映画、DVDの監修など幅広く活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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