内容説明
未来とは今である―。21世紀の「希望の知」をつむぐ巨匠・トインビーの珠玉の現代論集を読み解く。
目次
はじめに “人間”それ自らに背くもの
プロローグ 『疫病と世界史』―著者マクニールとトインビーの対話
第1部 トインビーの文明史観
第2部 トインビーの文明批評
第3部 トインビーを語る
第4部 「トインビー追想」の調べ
エピローグ 「ポストコロナ」と新しい旅路―「オンライン授業」の窓辺から
おわりに 「トインビー三部作」を終えて
著者等紹介
吉澤五郎[ヨシザワゴロウ]
1937年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科(西洋史学)特別研究課程修了。聖心女子大学キリスト教文化研究所室長、放送大学客員教授、麗澤大学客員教授等を経て、現在、比較文明学会名誉理事、聖心女子大学教養講座講師、京都創生百人委員会委員。元、比較文明学会会長、総合人間学会理事、トインビー・地球市民の会代表(特別顧問)。専攻は比較文明学、西洋中世文化史、巡礼文明論。「20世紀最大の歴史家」A.トインビー研究の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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