内容説明
専門分野の垣根を越える「チーム医療」の先駆けであり、いまや随一の地域医療の拠点として知られる岩手医大。創立一二〇年の歴史に貫かれた精神と挑戦の歩みを綴る。
目次
第1章 チーム医療の先駆けとして
第2章 なぜ私は脳外科医を志したのか
第3章 草創・黎明期の岩手医科大学と創立者
第4章 岩手医科大学と台湾を結ぶ三人
第5章 「先駆け」の歴史をつないで
第6章 3・11の教訓をさらなる原点に
第7章 患者にやさしい医療を目指して
第8章 コロナ禍を超えて
著者等紹介
小川彰[オガワアキラ]
1949年宮城県生まれ。岩手医科大学医学部医学科卒業後、東北大学医学部附属脳疾患研究施設脳神経外科入局。その後国立仙台病院脳神経外科医長、同病院の臨床研究部脳神経研究室長、東北大学医学部助教授を経たのち、1991年より米国バロー神経研究所(アリゾナ大学)へ留学。帰国後、岩手医科大学脳神経外科学講座教授を務め、2003年に同大学医学部長、2008年に岩手医科大学学長、そして2012年学校法人岩手医科大学理事長に就任する。この間、全国医学部長病院長会議会長、日本私立医科大学協会会長などを務める。脳神経手術のエキスパートであり東北地方を代表する脳神経外科の名医として知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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