内容説明
日本各地、世界各国の一流美術館が誇る名画の数々をオールカラーで一挙に紹介!
目次
第1部 国内美術館編(エドゥアール・マネ“散歩”(東京富士美術館)
ミレー“種をまく人”(山梨県立美術館) ほか)
第2部 海外美術館編(レンブラント“夜警”(アムステルダム国立美術館)
アンリ・ルソー“独立百年祭”(J・ポール・ゲティ美術館) ほか)
第3部 芸術紀行編(クロード・モネの芸術を訪ねて;ポール・セザンヌと“聖なる勝利山(サント・ビクトワール)” ほか)
第4部 オピニオン編(森佳子(森美術館理事長)―東京・六本木ヒルズ「文化による街づくり」の拠点
原田マハ(小説家)―『ゴッホのあしあと』を上梓して ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
aika
45
一枚の名画と、画家と、心の中でおしゃべりする。日本と世界各地の美術館にあるゴッホやモネなどの偉大な作品とその人生について、ちょっと立ち止まって向き合ってみたいと思いました。印象的なのは、荒れ果てたロレーヌの戦地に生きる無名の老人を描いたラ・トゥールの「ヴィエル弾き」。300年もの間歴史に埋もれていた画家が描く老年の男性が奏でる悲壮感。それとは対照的に握られた右手のこぶしが力強くて、それはまるで生きる意志。彼の見てきた風景に思いを巡らせながら、いつか本物に会いに行く旅に出てみたいなと淡い願望が芽生えました。2020/03/12
平坂裕子
1
なんと贅沢な一冊。その1枚1枚が「心より心に伝ふる花」 「感じる心一つあれば、この世は輝きに満ちている」モネの言葉染みます。ひとつでもこれらの作品を実際に観てみたいと思った。2020/02/10
kaz
0
絵画そのものの解説というよりは、その絵画や所蔵する美術館に関するエピソード、画家の生涯等を簡潔に紹介。絵画の見方自体は、広く共有されているものと同じと思うが、総じて肯定的な側面を強調している気がする。2020/04/25
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- 学研国語辞典 (第2版)