内容説明
誤解され、骨抜きにされた「ゆとり教育」。全国学力テストに代表される点数至上主義に流されず、本当の意味で子どもたちを成長させる授業を追い求める、教師たちの実践。
目次
第1章 「自ら学ぶ力」のために―犬山市の教育改革(教育長刷新と新ポスト;「ゆとり教育」の衝撃 ほか)
第2章 「総合的な学習の時間」をめぐって―長野小学校に受け継がれる意志(ある新しい試み;最新の心理学に基づく教育理論 ほか)
第3章 終わりなき模索―伊那小の総合学習・総合活動(公立小での「本来の教育」の実践;通知表を廃止 ほか)
第4章 学習塾の手法導入と山村留学―北相木小学校の学校づくり(疑問からのスタート;「メシが食える大人を育てる」とは? ほか)
第5章 そこに、教員の情熱はあるか―東京都杉並区と佐賀県武雄市(学校と学習塾の関係;全国学力テストと点数至上主義 ほか)
著者等紹介
前屋毅[マエヤツヨシ]
フリージャーナリスト。1954年、鹿児島県生まれ。法政大学第二社会学部卒業。立花隆氏や田原総一朗氏の取材スタッフ、『週刊ポスト』記者を経てフリーに。経済、社会、教育の問題をテーマに取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 涙の谷 扶桑社文庫