「男損」の時代―「熟メン」が人生をソンしない18の知恵

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784267020803
  • NDC分類 367
  • Cコード C2034

出版社内容情報

男性はこんなに大変…!
でも、そろそろラクに生きてみませんか?
世界的にも突出して「幸福度」が低いとされる、40代半ば?60代半ばの日本の男性……それが「熟メン」。
そんな閉塞感を抱える「熟メン」たちの実態や、男女の「幸せ格差」の要因を、テレビでもおなじみの人気マーケッターが、徹底取材!
すると、限られた時間や小遣いのなかでも、趣味や特技、見た目、副業・起業、そして家庭生活などに工夫を凝らし、人生を充実させようとしている男性たちを多数発見。本書では、そんな新しい生き方を選択した熟メンたちの具体例を次々と紹介しながら、女性が知らなかった男性の本音や、これからの働き方、生き方にも迫ります。


1 なぜ女性ばかりが元気なのか?
2 「五時から男」がネオン街から消えても…
3 知恵とワザの「趣味企業」は打ち出の小槌
4 今日から「美魔男」に変身?
5 細マッチョ願望で「健康不安」を克服! 6 オヤジバンドが熱い!
7 妻への抵抗と「第三の居場所」
8 今こそ、熟メンに求められる「女子力」
9 インバウンドが刺激!?「ニッポンを知りたい」願望
10転職にも役立つ、熟メン同窓会事情
11「中古」で発見!お宝と心の友
12人生八〇年時代、定年後の職探し
13熟メンの「終活」事始め
14盛り上がる、五十代からの婚活市場
15「ジャンプ」「バック転」に挑む熟メン心理
16「孫育て」は妻への罪滅ぼし?
17「傾聴力」があれば、女ゴコロがわかる!
18幸福の鍵は「円満な夫婦関係」にアリ!
対談:「熟メン」たちの幸福の糸口はどこにある? 牛窪恵×田中俊之(社会学者)

牛窪 恵[ウシクボメグミ]
世代/トレンド評論家。インフィニティ代表取締役。日大芸術学部映画学科(脚本)卒業後、大手出版社に入社。2001年4月にマーケティングを中心に行うインフィニティを設立。その後、複数の大学や大学院で教えるかたわら、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(MBA)にも通学。現在、同志社大学・ビッグデータ解析研究会メンバー、財務省・財政制度等審議会専門委員、内閣府・経済財政諮問会議政策コメンテーターなどを歴任。数々の雑誌連載に加え、テレビやラジオのコメンテーター出演でも活躍、「おひとりさま(マーケット)」(05年)、「草食系(男子)」(09年)は、新語・流行語大賞に最終ノミネートされる。『男が知らない「おひとりさま」マーケット』『独身王子に聞け! 』『草食系男子「お嬢マン」が日本を変える』ほか、マーケティングに関する著書も多数。近著に『恋愛しない若者たち』『大人を磨くホテル術』(共著)がある。

内容説明

2020年、ニッポンの男はどうなる!?男性はこんなに大変…!でも、そろそろラクに生きてみませんか?人気マーケッターが、男女の「幸せ格差」要因を徹底リサーチ!女性が知らなかった、中年男性=「熟メン」の生きづらさ、そして「しがらみ」を超えて人生を楽しむ方法をお教えします。

目次

なぜ女性ばかりが元気なのか?
「五時から男」がネオン街から消えても…
知恵とワザの「趣味起業」は打ち出の小槌
今日から「美魔男」に変身?
細マッチョ願望で「健康不安」を克服!
オヤジバンドが熱い!
妻への抵抗と「第三の居場所」
今こそ、熟メンに求められる「女子力」
インバウンドが刺激!?「ニッポンを知りたい」願望
転職にも役立つ、熟メン同窓会事情
「中古」で発見!お宝と心の友
人生八〇年時代、定年後の職探し
熟メンの「終活」事始め
盛り上がる、五十代からの婚活市場
「ジャンプ」「バック転」に挑む熟メン心理
「孫育て」は、妻への罪滅ぼし?
「傾聴力」があれば、女ゴコロがわかる!
幸福の鍵は「円満な夫婦関係」にアリ!

著者等紹介

牛窪恵[ウシクボメグミ]
世代/トレンド評論家。インフィニティ代表取締役。日大芸術学部映画学科(脚本)卒業後、大手出版社に入社。2001年4月にマーケティングを中心に行うインフィニティを設立。その後、複数の大学や大学院で教えるかたわら、立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(MBA)にも通学。現在、同志社大学・ビッグデータ解析研究会メンバー、財務省・財政制度等審議会専門委員、内閣府・経済財政諮問会議政策コメンテーターなどを歴任。数々の新聞・雑誌連載に加え、テレビやラジオのコメンテーター出演でも活躍、「おひとりさま(マーケット)」(05年)、「草食系(男子)」(09年)は、新語・流行語大賞に最終ノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アイスマン

18
妻の話を傾聴するとは? 例えば「焼肉を食べたい」を言葉通りに受け取って「じゃ焼肉を食べに行こう」ではなく、「毎日家事も仕事も頑張ってる私をご馳走でねぎらって欲しい」と受け取る。 「カーテンを新しくしたい」も「嫌な事があったから気分を一新したい」と受け止めればもっと寄り添った対応ができる。 •••との部分が特に印象に残った。確かに。2017/05/13

九曜紋

9
著者は世代/トレンド評論家。「おひとりさま」「草食系」という流行語の生みの親でもあり、本書で展開されている論考自体は間違っていないと思う。しかし何度も繰り返し呼びかけられる「熟メン」という言葉に少々嫌気がさした(苦笑)。確かに自分も熟メンの一人かもしれないが、必要以上に年寄り扱いされたような気がして。いま、オトコが生きにくい時代だと言われる。様々な社会的経緯を経てそうなってしまったのだが、すべてのオトコ=治療が必要な「熟メン」と決めつけてほしくなかった。って、これこそ扱いにくい熟メンの物言いだね(爆笑)。2017/03/27

じゅん

4
うなずく点は多かったけど、その分多くの同世代が同じ行動をしていることに安心感とガッカリ感が残った。それでも「男尊」ならぬ「男損」という見解や朝から心身をリフレッシュして仕事に前向きになれる、口頭での言語化こそが寛容を体感できる唯一の方法、など役に立つこともあり、特に熟メンの「バック転」挑戦は思いがけなかった。自分をギリギリまで追い込んで壁や恐怖を乗り越えるという人生の醍醐味を見出すって、いうのが男の性なのかな。2017/05/28

ひなぎく ゆうこ

3
傾聴力をつけるには、自分自身の感受性をより豊かにすることが大切。2017/05/30

佐藤光弘

2
結婚し子供が生まれると、男女は向き合う関係から、子供を介した関係になっていく。 ローンを抱え、変わらないことを求められ、定年を迎えた先に待っているのが熟年離婚。 これではあまりにも、だ。 「熟メン」たちが、今後どうすれば男として幸せになれるのかを考えて、具体的に提案したいとの思いから雑誌「潮」での連載になった。 巻末の対談では、夫婦の関係のあり方、適度な距離感と、お互いの違いと特性を認め合いながら、立場を知り合っていくことの重要性を確認している。 出来ることからやってみよう。 話をよく聞くことからかな。2017/06/19

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