幸福の条件―新道徳論

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784267019135
  • NDC分類 150.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「得」をしようと狙いすぎるとチャンスを逃す。頭を働かせて、ただの貪欲と賢い貪欲の違いを知る――。それが新道徳の基礎。

内容説明

『得』をしようとねらいすぎるとチャンスを逃す。頭を働かせて、ただの貪欲と賢い貪欲の違いを知る―。それが“新道徳”の基礎。人間の本質に迫ったエッセー集。

目次

道徳なしに生きることはどうやら難しい
道徳は人のためならず
バーゲン理論
続・バーゲン理論
「小さな貪欲」に罪はない
商行為とモラルの危機
「義務教育」の変容
教育と格差社会
モンスター・ペアレンツの源流
イソップ寓話の教訓〔ほか〕

著者等紹介

鹿島茂[カシマシゲル]
フランス文学者、作家。1949年、横浜生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。共立女子大学教授を経て、明治大学教授。専門は、19世紀フランスの社会生活と文学。91年『馬車が買いたい』でサントリー学芸賞、96年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、99年『愛書狂』でゲスナー賞、2000年に『職業別パリ風俗』で読売文学賞を受賞。執筆活動のみならず膨大な古書コレクションを所有するコレクターとしても知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ロピケ

4
併読中のアランの本では、幸福は努力してつくるものと説かれていた。鹿島さんの考察は、もちろんこうした哲学思想の流れに添いつつも、もっと現実を見据えた実をとった考えである。あっという間に読み終わってしまうボリュームながら、内容は濃密。「道徳論」という副題を気にせず、気軽に読める。バーゲン理論やモンスターの発生源がコンビニ(こちらは内田樹さんの説を踏まえている)など、自分の身の回りにいくらでも確認できる事柄なので、なるほど!、と頷きつつ、今までよりはっきりと現代の日本社会が見えてきたけれど。2012/07/13

かりんとー

3
「自我パイ」をじょうずにぶんぱいできるようになりたいです。2016/04/12

優花

3
二十世紀まで通用してた道徳というものが二十一世紀には通用しなくなくり、新道徳という言葉に置き換えて、それはどのようなものか、が書かれてる。わかりやすい身近な例をあげながらなので、なるほどなぁ〜と思いながらスラスラと読めた。今の子供達が生まれた時からあるコンビニがもたらす弊害や、フロイトが命名した「寄る辺なさ」の状態にいる幼児期が如何に大切か、等々、色々と勉強になりました。2012/08/14

荒川ながれ

2
鹿島先生の著作には、なるほどと思わせること満載、勉強になります。時代に合わせた価値観がある。なさけは人のためならずです。2012/12/10

Susumu Kobayashi

1
「義務教育の「義務」とは、国民はひとしく教育を受ける「権利」を有するのだから、保護者は子どもを学校に通わせる「義務」を負うという考えから来ています」(p.30)――そうだったのか。これまで誤解していた(それはお前だけという意見もあるだろうけど)。こればかりでなく、目から鱗の文章が多数収録されている。また、考え方も至極まっとうのように思われる。この著者の本は失望させられることがほとんどない。文庫化されて幅広い読者が得られることを希望。2014/02/16

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