三国志 〈第30巻〉 秋風五丈原

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  • サイズ B6判/ページ数 433p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784267017902
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0079

出版社内容情報

不落剣閣

いかに辱められようとも、司馬懿は動こうとしない。
天文を仰いで自らの命脈が尽きたことをさとった孔明は、姜維から勧められて北斗七星に祈る。あと1日主燈が輝き続ければ12年寿命が延びるという時、駆け込んできた魏延が主燈を倒してしまう。孔明は書き記したものを全て姜維に与え、馬岱には魏延が謀反した時の策を教えると、四輪車に乗って陣中を巡見した。
劉禅あての遺書を楊儀に託した孔明は、司馬懿が押し寄せてきた時の秘策を授ける。

目次:
星に祈る/秋風五丈原/角の夢/死せる孔明 生ける仲達を走らす/桟道を焼く/魏延謀反/魏延の最期/孔明の遺言/楊儀の死/権力争い/政変/出兵/水涸れ/牛頭山の戦い/姜維一人/不落剣閣/道を作る/劉?憤死/蜀滅亡
三国志関連地図
三国志通講座29「英雄の後裔たち」 井波律子(中国文学者)
さまざまな『三国志』物語 立間祥介(中国文学翻訳家)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くぅ

37
ついに最終の30巻目。なんとあっけないことか。敗れたりとも最期まで闘えたかつての武将たちと比較すれば姜維が可哀想でならない。そして子を育てるということがいかに難しいか痛感する。自分で築いたものでなく与えられるものの中で生きると手放すのがここまで簡単になるものであるのかとただただ虚しい。2020/07/24

もも

17
最終巻。孔明もとうとう亡くなってしまい、そのあとは読んでいてなんとなく寂しさを感じる。孔明がいかに凄かったということなのだろうと思う。そして、内紛から蜀滅亡へとはやかったな。姜維も孔明の遺志をついで頑張ったんだけどなぁ。残念だったのは劉諶のこと。劉禅も劉諶くらい考えてほしかったな。でも、孔明がいたから任せっぱなしだったからね。(コメント欄へ続く)2011/06/15

今日は決算前

4
○ 横山光輝による漫画三国志。三国志演義での主役の一人諸葛亮孔明が亡くなる。孔明の死と共に、蜀は乱れて行く。その後を背負った姜維も孔明のようには行かない。魏もまた乱れるが実力者がいるだけに違う形で残るが、人物のいない蜀は没落していく。この巻では蜀の滅亡までが、描かれている。蜀側に立つ三国志演義はこれで最後。三国志は何度読んでも、また誰の三国志を読んでも面白いし、興味深い。【図書館本】2022/04/04

みのにゃー

4
物語の終わりはいつもさみしい。孔明と仲達。あの世ではいろんな話ができそう。姜維は残念でしたね。トップがあれでは。三すくみ三国志もこれにて。2016/01/05

セロ弾き

2
最初に第1巻を手にしたのが2011年9月頃。ようやく全部読み終えたのですが、歴史オンチの自分には最初の方のことはよく思い出せません。 でも、世に言う三国志のイメージは持てたのでいつかは活字の方にも挑戦してみましょう。横山光輝という人はすごい人だ。2013/03/10

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