出版社内容情報
巨悪を討つ
曹操が飛ばした「董卓追討」の檄に応え、十八ヶ国の豪雄が立ち上がった。玄徳らも追討軍に馳せ参じる。しかし追討軍は、董卓を討てないまま解散した。
豊かな荊州をめぐり袁紹と公孫サンが争うと、玄徳は公孫サンを助けて戦った。戦いは長引き、両軍は董卓がとりなした和睦により休戦する。
目次:
義軍集結/氾水関/関羽の武勇/虎牢関の戦い/遷都/落日賦/壊滅曹操軍/玉璽/袁紹のたくらみ/磐河の戦い/白馬陣/和睦
三国志関連地図
三国志通講座②「兵糧」 井波律子(国際日本文化研究センター教授)
『三国志』、秘数3と裏設定 山内昌之(東京大学大学院教授)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi(葵・橘)
38
「三国志」第三巻。『董卓追討軍』霊帝が崩御して、ますますとんでもない混乱に陥ってしまう‼️それにしても、中国と言えば“腐敗” 現代でも続くイメージはこの時代に既に確立していたかも(苦笑)。董卓、もの凄い悪人だなぁ!そして呂布も、この人“赤兎馬” を貰った人…くらいしか覚えてなかったけど(浅学菲才ですみません)、こちらも悪行三昧💢董卓の命令とはいえ、皇帝の墓を掘り起こして財宝を略奪してる、びっくり😲最後の辺りで趙雲子龍が登場、悪人に飽きて来たから嬉しいな😄2022/10/05
くぅ
30
他の人間の言葉を聞く耳を持つことも大切だけど、流されすぎるとやっぱり頭に立つ器はないなぁ。曹操は…なんか嫌い、やっぱ(笑)2019/10/28
Squirrel
17
こういう時代なのだろうが、将がこんなんでは民は不幸だわ。でも、そんな中でもきちんと考えてるものもいることに希望もわく。そんな人がすぐ殺されちゃったりすると心の中であ~っと叫んでしまっている。そして、三国志の中では悪人(なんだよね)の曹操が気になってきました。2011/04/21
アポトキシン
15
現状に不満を持った武将らが董卓追討で一致団結したと思ったが、結局その中でも袁紹らの権力争いが絶えず、これでは董卓の思う壺である。発端である帝の権力争いを利用して側近たちが権力闘争を繰り広げ、更にその味方の中でも権力闘争があるわけである。 少なくとも自分を含め現代の日本人は平和なせいかあまり欲が無いように感じるが、三国志の時代は恐らく今以上に殺伐としていただろうから、他人のことを蹴落としたり、命を粗末に扱うのかなと思った。あくまでもこれは個人的な見解なので悪しからず。2019/11/29
ふうてんてん
7
図書室本。曹操がちょっと良くなってきた。劉備玄徳達の活躍が所々に出てきて盛り上がる。様々な戦いの形があって興味深い。2015/11/10
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