感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イスタ
68
何となく女王 卑弥呼って神秘的でカッコいいなと子どもの頃から思っていたけれど。もしかしたら、こんな感じだったのかもと思わされる山岸さんの発想の豊かさに感服。『倭の国の巫女王 卑弥呼 鬼道に事え 能く衆を惑わす』魏志倭人伝に残された有名なフレーズ。青青の時代とは感性と女性の時代。でも超常的能力を持つ人には、やっぱり畏敬の念を感じずにはいられません。2021/03/28
たま
10
ああ、大満足。意外なラストでしたが、また最初から読み始めたくなる。陰のキャラクターの魅力が半端ない。日出処も読み返そうと思う。2022/03/12
モリータ
7
MAKERS BOOKSの閉店セールで購入。古代史ものだけど軽いタッチなのがミスマッチ?それほどのめり込みませんでした。ドジさま的な濃厚絢爛なのを無意識に欲しているのかもしれませんな…2017/02/18
九鳥
7
日女子も狗智日子もヒールなんだけど、その悲哀により強烈な印象が残った。次に読んだらまた違う印象を持つ予感がする。あー、濃い漫画でした。堪能。2009/04/11
東雲
6
一度手放したけど買い直し。最初から手放さなければよかった。毎度感じるけど、見も蓋もない辛い出来事をよくもここまで描けるものだ。妖艶なカラーとは正反対の中身。画面に白い部分が多すぎるし、主要人物以外のキャラクターはなんと大雑把。描いてない部分は読者の想像に任せると言っているようにも思える。それだけの力量があるから。やっぱり面白かったです。2016/11/03