出版社内容情報
ころぶと3年しか生きられないといわれているさんねん峠で,いそいでいたおじいさんが,ころんでしまった!さあ,どうしよう? 小学生低学年から
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  感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
325
          
            作者の李錦玉も絵の朴民宜もともに在日の人。お話は朝鮮の昔話に基づく。類似した民話は日本のあちこちにありそうだが※、このおおらかな雰囲気は朝鮮半島らしい風情を漂わせている。なお、最後の種明かしめいた部分はない方がいいように思う。絵は、朝鮮の風景から風俗、タンスや置物にいたるまで忠実に再現されている。ほのぼのとした暖かいタッチは「日本昔話」を彷彿とさせる。また、おじいさんの顔や身体の表情にほどこされた適度なデフォルメが効果を上げている。2023/11/15
          
        KAZOO
118
          
            私も結構朝鮮の絵本を読んでいるのですが、この話は結構楽しく思われました。さんねん峠で転ぶと3年しか生きられないということで、何回も転んでしまえば長生きができるというとんちのような話です。朝鮮の土俗的な感じが出ていて楽しめます。2016/07/02
          
        Smileえっちゃん
41
          
            図書館本。朝鮮のむかしばなし。さんねん峠で転ぶでない。さんねん峠で転んだら、三年きりしか生きられない。そんな言い伝えがある三ねん峠。反物を売りに行っての帰り、気を付けていたのに転んでしまった。さあ大変、死ぬのを恐れて病気になった。一回転ぶと三年生きられる。トルトリの発想が良いですね~元気が出たおじいさん、転ぶこと、転ぶこと。おじいさんの表情が良いです。2024/01/26
          
        クリママ
37
          
            朝鮮の民話。そこで転ぶとあと3年しか生きられないといわれるさんねん峠で転んでしまったおじいさん。心配のあまり寝ついてしまう。そこで…というとんち話。どこの国でも、気持ちは同じ。2019/03/09
          
        gtn
25
          
            水車屋のトルトリの智慧は、キリストや釈迦、そして孔子にも引けを取らない。2019/10/10
          
        



 
               
              


