母と子の絵本<br> アアウをとってこい - ミクロネシアの民話

母と子の絵本
アアウをとってこい - ミクロネシアの民話

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  • サイズ B5判/ページ数 32p
  • 商品コード 9784265907304
  • NDC分類 E

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

D21 レム

13
マーシャル諸島一帯に星のように散らばる島々の話。酋長が息子ペチュワクのために、アアウを取って来るように巨人に命じる話。アアウとは、人にすぐれた力を与えるもので、そんな力を持つ人はアアウがついているといわれる。はるか北方の島の海の底の洞窟に住む、とてつもなく巨大な大海ウナギののどの奥にアアウはある。巨人はさらに巨大な巨人にあい、アアウ取りを手伝ってもらう。はたして見つけたアアウはぴかぴか光るねっとりしたもので、巨人はペチュワクの頭にアアウをつけてやるのだが…!絵も、深いのに透明でプリミティブですばらしい。2014/07/16

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

12
ミクロネシア・マーシャル諸島の民話。エブ島にいたイリリクという酋長が、息子のペチュワクを跡継ぎにしようと、巨人にアアウをとってくるよう命じます。マーシャル諸島はどれも完全なサンゴ礁、ここに住む人たちは海中民族と言われています。ヤシの実と魚とタロイモで生きてきた彼らは、現代の文化が侵入したことで失われつつあります。『ここがいえだ ベン・シャーンの第五福竜丸』 https://bookmeter.com/books/477358 の水爆実験もビキニ環礁、民族だけでなく環境まで衰退・破戒されようとしています。2020/09/07

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