出版社内容情報
ラリーの兄が暮らすパリを訪れたアガサたちに、殺人という大事件が舞いこんだ!犯人はだれなのか、そしてその動機とは?
サー・スティーヴ・スティーヴンソン[サースティーヴスティーヴンソン]
著・文・その他
中井 はるの[ナカイ ハルノ]
翻訳
patty[パティ]
イラスト
内容説明
パリのシンボル、エッフェル塔。その中にある有名レストランで殺人事件が起こった!犯人を捕まえるというミッションをあたえられたラリー。探偵アカデミーの生徒にとっては、この上なく難しいものだ。雪降る美しいパリの町を舞台に、アガサ、ラリー、ケントが謎を追う!
著者等紹介
スティーヴンソン,スティーヴ[スティーヴンソン,スティーヴ] [Stevenson,Steve]
イタリアの作家。ボローニャ大学にて心理学系の研究チームに所属していた。イタリアやイギリスで長らくゲーム関連の出版にたずさわったのち、児童文学作家となって活躍
中井はるの[ナカイハルノ]
子どもの誕生を機に、児童書の翻訳や本作りに興味を持ち、絵本作家のアシスタントなどを経て書籍の仕事を始める。「グレッグのダメ日記」シリーズ(ポプラ社)、『木の葉のホームワーク』(産経児童出版文化賞受賞/講談社)などを翻訳している
patty[PATTY]
イラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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歩月るな
6
今回は冬休み、パリに住んでいるラリーの兄で画学生のガスパールに会いに行く。今回は親戚が物語に直接絡むことはなく、絵の具を買いに行ってくれとおつかいを頼まれたままそれが忘れ去られると言うオチ要員な役割に。キャラクター的にはそれでいいのかもしれない。そんな彼の弟のラリーは今回はひょんなことから、殺人事件の捜査を担当することに。探偵生命の危機である。実際に殺人犯が相手になる事もあって、普段は大活躍のケントさんのパンチは今回も炸裂はするのだが、クライマックスには手助けに入れないため、前話以上にヒヤヒヤする展開。2018/03/11