内容説明
土曜日のバザーで、ケイトのおかあさんは、中古服のお店を出します。そのために物おき部屋に運びこまれた、たくさんのふるい洋服たち。そこでケイトが目にしたおどろくべきこととは―。オーストラリア最優秀児童図書賞(1985年度)。
著者等紹介
ロッダ,エミリー[ロッダ,エミリー][Rodda,Emily]
1948年、オーストラリア、シドニー生まれ。『とくべつなお気に入り』(1985年度オーストラリア最優秀児童図書賞)でデビュー。著書に『ローワンと魔法の地図』(1993年度オーストラリア最優秀児童図書賞)にはじまる「ローワン」シリーズ(あすなろ書房)など
神戸万知[ゴウドマチ]
英米文芸翻訳家。ニューヨーク州立大学卒業。白百合女子大学大学院博士課程満期退学(児童文学)
下平けーすけ[シモヒラケースケ]
イラストレーター。児童書、教科書などの挿絵で活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
38
著者デビュー作でオーストラリア最優秀児童図書賞作品。ケイトの家に、バザーに向けて古着が次々と運ばれてきて、不思議な事が・・。出会うべくして欲しい人の元に納まる古着たちの歴史、その後の展開に温かい気持ちになった。2023/08/13
スイ
12
とくべつお気に入りの洋服や靴は、その人の一部にもなる。 お気に入りの古着をめぐる、ちょっとファンタジックな物語。 ローブの結末にジンときた。2023/09/22
かのん
6
こんな話も書いていたんですね。それぞれみんなの特別なお気に入りが、みんな嬉しそうだったり、本当に大切だったりして、大事にしているのがいいな、と思いました。2016/08/18
まるこ
1
とくべつなお気に入りの服達が前の持ち主のところに戻るお話かなって思っていた私、読んでて頭が堅いなぁ…と実感。2022/03/18
水色さくら
1
◎/自分にとっての「とくべつなお気に入り」を思い出しながら。2014/04/25