内容説明
若き日の右京を髣髴とさせる「杉下右京最初の事件」、取調室での密室劇が見事な「せんみつ」、あのフィリップ・マーロウをもじったパロディ「名探偵登場」など、放送開始6年目にして明らかな“「相棒」らしさ”を確立したシーズン5の前半10話。人気ドラマのノベライズシリーズ9冊目。
著者等紹介
輿水泰弘[コシミズヤスヒロ]
1960年生まれ。フリーのコピーライターを経て脚本家デビュー
櫻井武晴[サクライタケハル]
1970年生まれ。東宝のプロデューサーとして映画を手がけた後、脚本家として独立
戸田山雅司[トダヤママサシ]
1962年生まれ。大学在学中から劇団「第三舞台」に参加
古沢良太[コサワリョウタ]
1973年生まれ。2002年「アシ!」で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビュー
岩下悠子[イワシタユウコ]
1974年生まれ。「砂の蝶」で第23回城戸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥
39
相棒シリーズ、シーズン5。「杉下右京最初の事件」やハードボイルド小説のパロディ「名探偵登場」など。★★★
二分五厘
17
亀山君が買った新居。「この家変だよ…なんかいる」怯える亀山夫婦の前に現れる死神。登場人物を全て巻き込んだドタバタの後に、結局いい話で終わる『スィートホーム』。町内会の白坂さんを殺したのは鈴木さん、だけど鈴木さんって誰?実体を掴みきれない彼の正体とは『犯人はスズキ』。殺人現場で目撃される直木賞作家。その理由と彼が選んだ罪『ツキナシ』。殺された大学生の周りで出没していたトレンチコート姿の幸薄い感じの男。マーロウ気取りの探偵と右京がタッグを組んで犯人を追い詰める『名探偵登場』。今回コメディタッチの話が多いな。2016/04/17
RED FOX
13
「いけませんか?なにも兄嫁を横取りした訳じゃない」だんだん右京さんの手の内がわかってきて、容疑者達よりうまい言い訳が浮かぶようになってきた。2020/10/19
まり
10
図書館本。相変わらず安定の面白さ、楽しく読めた。このシリーズで薫ちゃん結婚したんだよなぁ〜。私的にはスウィートホームが好き。ドラマも印象に残ってた。2人の新婚の初々しさもあったし…。2021/06/09
ぬぬよよ
6
名探偵登場が良かったな。2021/03/26