出版社内容情報
ゆきのけっしょうのあかちゃんがうまれて、大きくなって、形をかえて、空からおちてくる。
ひとつとしておなじ形がない、ふしぎで、きれいなゆきのけっしょうの写真絵本。
内容説明
ゆきのけっしょうはひとつひとつちがう。でもね、あかちゃんのときはみんなおなじかたちだったんだよ。
著者等紹介
武田康男[タケダヤスオ]
空の探検家。1960年東京都生まれ。気象予報士、空の写真家、大学非常勤講師。日本気象学会会員。日本雪氷学会会員。日本自然科学写真協会理事。東北大学理学部卒業後、高校教諭(地学)を経て、第50次日本南極地域観測越冬隊員として、2008年から2010年まで観測業務に従事。『空の探検記』(岩崎書店)では、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞
小杉みのり[コスギミノリ]
編集者。おもに児童書の企画・構成・編集・執筆に携わる。『世界恐竜発見地図』(ヒサクニヒコ著、産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞)、『空の探検記』(武田康男著、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞)(以上、いずれも岩崎書店)などの企画・制作に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
121
「ほんとうはね、ととのった かたちのけっしょうは あまりみつからない。とけたり からまったり ぶつかって こわれたり。おちてくるまでに いろんな できごとが あるんだよ」ありのままの雪の結晶の姿。どの写真もうっとりするほど美しい。そして優しい。小さな雪の結晶にドラマを感じる一冊でした。2022/12/05
イスタ
75
雪の結晶って本当に綺麗。自然の神秘。[ほんとうはね、整った形の結晶はあまり見つからない。とけたり からまったり ぶつかって こわれたり。落ちてくるまでにいろんな出来事があるんだよ]早朝に窓や車に張り付いている綺麗な結晶。そんなに形が崩れずに残っています。実は貴重だったのかもと思うと何だか嬉しい。2021/03/05
mug
60
👧「科学絵本だね!」 “科学絵本”という言葉を娘が知っていることに まず驚く😂 雪の結晶がどんなものかを知ることができる、写真絵本。 1ページ目からとにかく綺麗で、見ているだけで癒やされる♡ どのように結晶が大きくなっていくのかを説明しているページでは、 下に“ほんとうの おおきさ”が出ている。 結晶なんて肉眼じゃ見えないでしょ~ と思い込んでいた私には衝撃!! 一番大きな結晶のサイズに驚いた💦 今度雪が降ったら探してみよう♪2022/01/25
ぶんこ
56
「始まりは 冷たく湿った雲の中。小さな小さな水の粒や湿り気が ある時 パキンと凍って結晶の赤ちゃんがうまれる」から始まる写真絵本。雪の結晶だけが写っている写真が美しい。確かに、最初に雪の結晶を見つけた時はじっと眺めてしまいました。武田さんは「たくさんの結晶を観察して写真におさめた。写真は私の宝物です」その宝物のお裾分けをいただき幸せです。ありがとうございます♪2024/12/26
ヒラP@ehon.gohon
41
様々な模様の六角形の、不思議さ神秘性を、写真で紹介した絵本です。 雪の結晶の生まれ、育ち、舞い降りてくるところをとても美しく写し撮っているので、見とれてしまいました。 大雪が降るとか振らないとか、大騒ぎの原因にもなるけれど、雪に罪はないですよね。2023/03/01