はなはなみんみ物語
よみがえる魔法の物語―はなはなみんみ物語〈3〉

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265820535
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

小人の国はいのちの幕に守られて、なんとか6人がそこでくらしていました。はなはなたちは、彼らを救うべく立ち上がります。

小人大戦争で焦土と化した小人の国には、いのちの幕に守られた小人たちが6人住んでいました。少しずつ縮んでいく幕の中で外からの助けを待つかれらに、みんみは話しかけます。

【著者紹介】
【わたりむつこ・作】  宮城県生まれ。東京女子大学卒。『はなはなみんみ物語』により産経児童出版文化賞受賞。同シリーズに『ゆらぎの詩の物語』『よみがえる魔法の物語』(岩崎書店)がある。その他長編に『まわれ!青いまほう玉』『ぺぺとチッチ』(あかね書房)『金色の時間』(文溪堂)などがある。絵本には『いちごばたけのちいさなおばあさん』(福音館書店)『もりのおとぶくろ』産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞(のら書店)などがある。東京都在住。

内容説明

「…いや、まだあきらめるまい。最後の一瞬まで、あきらめるまい。この幕の中には、まだ七人生き残っておる…。」杖にすがったまま、老人は、じっと緑色の気体の幕をながめました。…きっと、あの幕のむこうには、だれかが生きている…そう思いながら。全国学校図書館協議会選定。日本図書館協会選定。

著者等紹介

わたりむつこ[ワタリムツコ]
宮城県生まれ。東京女子大学卒。「はなはなみんみ物語」にて産経児童出版文化賞受賞。絵本には「もりのおとぶくろ」産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞(のら書店)など多数の作品がある

本庄ひさ子[ホンジョウヒサコ]
兵庫県生まれ。甲南大学卒。お菓子の先生になるつもりが、創作絵本の入選をきっかけに絵を描くようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小夜風

29
【所蔵】はなはなみんみ物語3巻。かつて小人たちの文明が栄えていた満月本土にやって来たはなはなたち。ほんの少し探検するつもりだったのに、そこにはかつての小人大戦争を逃れるために「いのちの幕」の中に閉じ込められた小人の生き残りがいました。自分たちを守るために良かれと思ってしたことが、自分たちを苦しめ命を奪っていく……どんなに文明が進んで便利な世の中になっても、最後に重要なのはひとりひとりの「心」なのだと、強く強く訴えかけてくる物語でした。クライマックスは涙涙……小さな小人たちから大きな勇気をもらいました。2015/12/27

れー

0
帰りの遅い父を心配して偶然魔法で空を飛んだ(第1巻)ことから始まった、はなはなとみんみたちの物語。 小人の過去の戦争の爪痕、許されない過去を持つ者であるということ。2025/04/15

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