内容説明
「この本おもしろいよ、読んでみない?」と、子どもたちに紹介すること、それがブックトークです。何を読んでいいかわからない、読むのが億劫、という子どもたちが本に手をのばすきっかけを作るのに、効果的な手段です。本書は、現在ブックトークに取り組んでいる方、これからやってみようと思っている方、子どもの本に関心のある方に向けた実践的ガイドブックです。
目次
1 ブックトークとは(ブックトークとは;目的 ほか)
2 集団に向けたブックトーク(一冊から広がるブックトーク;テーマによるブックトーク ほか)
3 個人に向けたブックトーク(低学年向けの本;中学年向けの本 ほか)
4 お楽しみプログラム(本の木、なんの日?;十二支の本、大集合 ほか)
5 本書でとりあげた本のリスト 索引付
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼんくら
7
四人の図書館司書がまとめた33のブックトーク。ページまで書いた懇切丁寧なシナリオ付き。一冊から広がるブックトーク、テーマによるブックトーク、連想によるブックトークなど具体的でわかりやすい。お楽しみプログラムの「本の木、何の日?」「十二支の本大集合」も面白い。2012/04/19
にま
5
キラキラ読書クラブでさすが!というブックガイドを作られた面々が今回はブックトークの本を作りました。至れり尽くせりで、そのまんま使える親切な作りです。初心者の方なら、これをそのまんまやったら自信になるでしょうし、そのまま使うのではなくても、本の構成等、とても参考になります。巻末には十二支の絵本をまとめてあったり、お話の中にでてくる日付の「今日は何の日」があったりととっても面白かったです。2009/05/19
moe
4
久々の再読。高学年の読みきかせの後に、読書につなげる1冊を紹介するための参考に使用。巻末の干支別の絵本リストや、お話かるたも使えそうです。2020/10/08
NakaTaka
4
ブックトークのHowto本はたくさん出ている。この本もわかりやすく取り組みやすく書かれているが、何より、巻末のお楽しみプログラム、『お話かるた』が面白いと知人に聞いて読んだ。『お話かるた』とは、絵本や物語でかるたを作ったもの。読み札(問題)を五十音順に作り、絵札は書名がわかる絵。その絵札はしおりにしたり、掲示したりその他いろいろな活用ができる。知人は、子どもの読書活動につながるようさらにたくさんの工夫を重ねていたが、私もこの本からたくさんのアイディアをもらった。2013/08/31
Suma
2
【図書館蔵書】すばらしかった。あとは読んでみてね、だけでないブックトークの生き生きとした面白さが伝わってくるようだった。いくつも本の題名をメモしながら読んだ。お楽しみプログラムの章の「お話かるた」はいつか使いたい。2019/05/15
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